2020年7月

恩賜財団母子愛育会
母子愛育会と愛育班の皆様へのメッセージ
この度、総裁秋篠宮皇嗣妃殿下から、母子愛育会と愛育班の皆様に、
労いと励ましのメッセージを頂きましたので掲載いたします。
総裁秋篠宮皇嗣妃殿下は、新型コロナウイルス感染症への母子愛育会の対応について、
3月2日には宮邸にて、その後も資料や電話を通して報告を受けられ、
4月には、当会「愛育会だより」の紙面上において、職員へ感謝と労いのお言葉を頂くとともに、
宮邸のお庭のお花をご自身でつまれ、生けられた花かごを送っていただきました。
また、6月25日には、秋篠宮皇嗣同妃両殿下、眞子内親王殿下並びに佳子内親王殿下へ、
羽毛田理事長及び安達愛育病院長が、母子愛育会及び愛育班の状況について、オンラインでご報告しました。
その際、羽毛田理事長から総裁皇嗣妃殿下に
当会及び愛育班へのメッセージを頂けないかお願いをしましたところ、この度のメッセージを頂いた次第です。
http://www.boshiaiikukai.jp/
総裁秋篠宮皇嗣妃殿下のメッセージ
http://www.boshiaiikukai.jp/img/200630boshiaiikukaimessage.pdf

【皇室ウイークリー】(648)天皇陛下、節折の儀に臨まれる 秋篠宮ご夫妻、ご結婚から30年
2020.7.3 06:00
天皇陛下は6月30日、皇居・宮殿の「竹の間」で、
半年に一度の陛下ご自身のおはらいの儀式「節折(よおり)の儀」に臨まれた。
同日午後1時20分ごろ、皇居・半蔵門を車で通過する際、陛下はマスク姿で、窓を開けて沿道の人に応えられた。
「節(よ)」は竹の節と節の間のこと。10世紀ごろに成立したとされる儀式は、
陛下のお体に小竹の枝をあてて身長などを測り、それを折るなどして祓い清めるもの。
この日は、皇族方や国民のためのおはらいの儀式「大祓(おおはらい)の儀」も
皇居内の宮中三殿に付属する神嘉殿(しんかでん)前庭であり、皇族方を代表して秋篠宮さまが参列された。
節折の儀と大祓の儀は、大みそかの12月31日にも行われる。
大祓の儀に参列する成年皇族はかつて、慣例として男性に限られていたが、
皇族方の減少などを背景に平成26年6月、女性の成年皇族も参列できるように慣例が改められた。
同年12月、秋篠宮ご夫妻の長女、眞子さまが女性皇族としては昭和23年に特例で参列した高松宮妃以来、
66年ぶりにご参列。昨年6月にはご夫妻の次女、佳子さまも参列されている。
陛下は7月1日、皇居内の宮中三殿で、国民の安寧を祈る「旬祭」に臨まれた。
また、同日、皇居・蓮池参集所で、節折の儀と大祓の儀の手伝いなどに
ボランティアで取り組んだ「賢所勤労奉仕団」と面会し、ねぎらわれた。
面会では、全員マスクを着用し、密接な会話を避けるなどの対策が取られた。
2日には、宮殿の「松の間」で、東ティモールとマリの新任駐日大使の信任状捧呈式に臨まれた。
儀式は感染症の影響で3月中旬から一時実施を見合わせていたが、
マスク着用や消毒などの対策を取って6月24日から再開した。
秋篠宮ご夫妻は29日、結婚から30年を迎えられた。昨年5月の代替わりに伴い、
秋篠宮さまが皇位継承順位1位の皇嗣(こうし)となり、ご夫妻は従来の公務に加え、
両陛下が担われてきた公務も一部引き継ぐなど、多忙な日々を過ごされてきた。
側近は「それぞれの立場を尊重しながら、協力して公務に取り組まれている」としている。
今年は感染症の影響で、4月に予定されていた「立皇嗣の礼」をはじめ
地方訪問などの行事も見合わせが相次いでいるが、ご夫妻は週2、3回の頻度で
オンラインのビデオ会議で関係者と面談するなど、新たな取り組みを実践されている。
秋篠宮妃紀子さまは6月30日付で、総裁を務める恩賜(おんし)財団「母子愛育会」に
ねぎらいのメッセージを寄せられた。紀子さまは秋篠宮さま、眞子さま、佳子さまとともに、
同会関係者からもオンラインで説明を受けられていた。
紀子さまはメッセージで、関係者に「深い感謝の気持ち」をご表明。
同会の関係病院や保育所など各施設の職員らが感染症対策に努めながら、
妊娠や子育ての不安に寄り添い、子供の誕生と成長を支えていることを
「大変心強く思っております」とつづられた。
https://www.sankei.com/premium/news/200703/prm2007030006-n1.html

両陛下、障害者施設関係者と面会 新型コロナ対応で説明
2020年07月03日20時54分
天皇、皇后両陛下は3日、お住まいの赤坂御所に全国身体障害者施設協議会の日野博愛会長らを招き、
新型コロナウイルスに対する障害者施設の対応などについて説明を聞かれた。
日野会長らによると、感染防止のため家族との面会が禁止され、
利用者らのストレスが限界に達していると説明すると、天皇陛下は「大変ですね」と心配そうに話していたという。
両陛下はこれまでに感染症の専門家のほか、介護、保育などの関係者からも話を聞いている。
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020070301183&g=ryl

両陛下 全国各地で臨まれる恒例行事 ことしはすべて見送り
2020年7月4日 19時36分
新型コロナウイルスの影響で皇室の活動が大幅に縮小する中、
宮城県で予定されていた「全国豊かな海づくり大会」も、ことしは行われない見通しになりました。
両陛下が全国各地で臨まれる恒例行事は、ことし、すべて見送られることになります。
感染の拡大を受け、両陛下が毎年各地で臨まれる国体・国民体育大会の開会式など4つの行事のうち、
「全国豊かな海づくり大会」を除く3つの行事で、
来年への延期やことしの開催の事実上の見送りが決まっていました。
関係者によりますと、最後まで検討が続いていた宮城県石巻市での海づくり大会も、
ことしの開催は見送られる見通しになり、来年以降への延期などが検討されているということです。
大会は、出席者を大幅に減らすなど感染防止対策を取ったうえで9月27日に行えないか検討が進められ、
実現すれば、両陛下も日帰りで行事に臨み、
東日本大震災の被災者とことばを交わされることも検討されていました。
開催の見送りによって、両陛下が全国各地で臨まれる恒例行事は、
ことしはすべて見送られることになりました。
戦後の象徴天皇制のもとで天皇による恒例の地方訪問がすべて無くなるのは初めてのことです。
新型コロナウイルスの影響で人々との触れ合いが難しくなる中、
両陛下は、さまざまな分野の専門家や対応にあたる人たちをお住まいに招いて話を聞き、
ことばをおくる形で国民に心を寄せ続けられています。
また、秋篠宮ご夫妻もテレビ電話を活用して多くの専門家から話を聞かれるなど、
皇室の活動も模索が続いています。
恒例の地方訪問 すべて無くなるのは初
全国植樹祭や国体の開会式といった毎年恒例の行事への出席に伴う地方訪問は、
戦後、象徴天皇制が定着していく中で大きな役割を果たしてきました。
こうした訪問は、日本国憲法が施行され天皇が「象徴」となった昭和22年、
昭和天皇が出席して石川県で開かれた第2回国体にさかのぼります。
国体の開会式への出席は、2年後の第4回国体から昭和天皇と香淳皇后がそろって出席する形で定例化し、
翌昭和25年からは全国植樹祭の前身となる行事への出席も始まりました。
昭和天皇は、災害が起きたり体調がすぐれなかったりして訪問を見合わせた場合を除き、
全国各地で開かれる行事に毎回欠かさず出席しました。
平成に入ってからは、植樹祭と国体に加え全国豊かな海づくり大会も天皇が臨む恒例行事に加わり、
それに伴う訪問は「三大行幸啓」と呼ばれるようになります。
こうした訪問は、天皇皇后と国民が直接触れ合う重要な機会となっていて、
阪神・淡路大震災や東日本大震災が起きた年にも行事の開催が中止されることはありませんでした。
さらに令和になって、天皇陛下が皇太子時代から出席を重ねられてきた
国内最大の文化の祭典「国民文化祭」も天皇が臨む恒例行事に加わり、
去年は皇后さまとともに愛知、秋田、茨城、新潟の各県を訪問されました。
ことしも全国植樹祭で島根県を、国体で鹿児島県を、全国豊かな海づくり大会で宮城県を、
国民文化祭と全国障害者芸術・文化祭で宮崎県を訪問される予定でしたが、
新型コロナウイルスの感染拡大の影響でいずれもことしの開催が見送られることになりました。
戦後の象徴天皇制のもとで天皇による恒例の地方訪問がすべて無くなるのは初めてのことです。

専門家「本当に異例なこと」
象徴天皇制を研究している名古屋大学の河西秀哉准教授は、
「戦後巡幸という形で天皇が全国各地に行って触れ合うということが起き、
その中に国体や植樹祭などが組み込まれていった。天皇が神様のような存在だった戦前と違って、
『象徴とはこういうことなんだ』ということを国民がイメージできる機会になった」と話しました。
そのうえで、「国民にとっても天皇にとっても、
実際に会うということが意味を持ったという歴史的な流れがあって、
その積み重ねの中で今がある。地方へ出かけ、人々と会って、ふれあい、話すことによって、
国民からの尊敬や親しみのような感覚が築かれ、象徴天皇というものがだんだん固まっていくとともに、
国民も象徴天皇とはこういうものなんだということがわかってきた」と指摘しました。
さらに、「単に行事に出るだけなく、その地域を見て福祉施設など
いろいろな所を訪問することが大事で、そういう機会が無くなるというのは本当に異例なことだ。
こうした状態が続くことを考えると、それにあわせたやり方も必要になってくるだろう」と話しました。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200704/amp/k10012496881000.html

両陛下、新型コロナウイルスで雇用への影響聞かれる
2020.7.7 20:53
新型コロナウイルスへの対応をめぐり、天皇、皇后両陛下は7日、
厚生労働省の小林洋司・職業安定局長らを赤坂御所に招き、
感染症が雇用に与える影響などについて説明を受けられた。
小林局長らによると、天皇陛下は若者の就労支援などについてご質問。
皇后さまは、外国人労働者とその家族への影響に関心を寄せられていたという。
https://www.sankei.com/life/news/200707/lif2007070043-n1.html

皇后さま 受け継がれた養蚕無事終えられる
2020.7.10 15:39
皇后さまは10日、皇居内の紅葉山御養蚕所で、
今年の養蚕作業を終える「御養蚕納(ごようさんおさめ)の儀」に臨まれた。
養蚕は明治以降、歴代皇后の間で受け継がれており、
皇后さまは同日の儀式で昨年5月の天皇陛下のご即位後、初めてとなる養蚕関連行事をすべて終えられた。
皇后さまは10日午前、車内でにこやかに手を振りながら皇居をご訪問。
側近によると、儀式では今年収穫した繭から取れた生糸を神前に供えて拝礼された。
皇后さまは一連の作業や儀式を無事終え、感慨深いご様子だったという。
https://www.sankei.com/life/news/200710/lif2007100032-n1.html

読売日曜版 皇室点描NO.62
オンライン会議 浸透
新型コロナウイルスの感染拡大を機に広がったオンライン会議システムの活用が、皇室にも浸透しつつある。
特に積極的なのが、秋篠宮ご一家だ。4月24日から今月3日まで、ビデオ会議を通じて計26回、
医療や経済の専門家、業界団体の代表者たちから、新型コロナの対応や課題を巡る話を聞かれた。
秋篠宮さまは、恩賜財団済生会の理事長や病院長らに対し、
画面越しに「多大なご尽力に深く感謝いたします」と伝えられた。
ご一家で日本赤十字の社長らに感謝の拍手を送られたこともあった。
新型コロナ関連以外でも、オンラインは活用されている。
長女眞子さまは、例年来場していた工芸店の作品を画面を通じて鑑賞された。
三笠宮家の彬子さま、総裁を務める団体のオンラインセッションに参加された。
5都道県が緊急事態宣言下にあった5月下旬、宮内庁の西村泰彦長官は記者会見で
「国民との接点をなくすことはありえない。何らかの形を工夫していく」との考えを示した。
オンライン活用は、コロナ時代の皇室活動を支える柱となるのか。注目していきたい。
社会部 鈴木 貴暁

ハゼ研究者の上皇さま、17年ぶり新種発見…年内にも論文発表へ
2020/07/14 07:08
ハゼ研究者として知られる上皇さまが、南日本に生息するオキナワハゼ属の新種を発見されたことがわかった。
上皇さまによる新種発見は9種目で、2003年以来17年ぶり。
退位後初めての研究成果で、関連する論文は年内にも発表される見通し。
関係者によると、今回の新種は10年以上前に
上皇さまの研究スタッフが沖縄近海で採集したオキナワハゼ属のハゼ。
上皇さまが頭部にある感覚器の配列の数やパターンなどを調べ、新種と突き止められた。
すでに名前も決められたという。
在位中は多忙だったため、昨年4月末の退位後に本格的に論文の執筆を始められた。
上皇さまは皇太子時代の1960年代からハゼの分類学の研究を始められた。
感覚器の配列によって種を分類する方法を確立されたのも上皇さまで、
研究を支える京都大の中坊徹次名誉教授(魚類学)は
「この手法は、今もハゼ分類の土台となっている」と指摘する。
上皇さまは、皇太子時代はほぼ毎年のように論文を発表されていたが、
在位中は多忙な公務に追われ、発表したハゼ関連の論文は7本のみ。
即位10年目の1998年の記者会見では
「もう随分研究から遠ざかっていたように感じます」と述べられたこともあった。
今回の新種は遠方の沖縄近海に生息するためスタッフの手を借りたが、
標本を自ら採集されることも珍しくない。
昨年4月には、京都市の京都仙洞せんとう御所の池で自ら採集されたハゼの仲間ヨシノボリの研究結果を発表。
DNAを分析した結果、琵琶湖(滋賀県)のビワヨシノボリと
京都盆地の池などにいるシマヒレヨシノボリが交雑した種であることを突き止められた。
退位後は多い時で週2~3回、皇居・生物学研究所に通い、研究を進められている。
中坊名誉教授は「上皇さまは一か所でも疑問があったら標本に戻って調べられるなど決して妥協しない。
86歳という年齢で根気強く研究を続けられていることはすごいことだ」と話している。
https://www.yomiuri.co.jp/science/20200713-OYT1T50038/

両陛下、生活困窮者への影響聞かれる
2020.7.16 21:28
新型コロナウイルス感染症への対応をめぐり、天皇、皇后両陛下は16日、
厚生労働省の谷内繁社会・援護局長ら2人を赤坂御所に招き、
感染症が生活困窮者に与える影響などについて説明を受けられた。
谷内局長らによると、両陛下はホームレスや生活に困窮している子供への支援活動について熱心に耳を傾け、
最後に「大変でしょうけれどもがんばってください」とねぎらわれたという。
https://www.sankei.com/life/news/200716/lif2007160065-n1.html

両陛下、NPO関係者と面会 新型コロナの困窮者支援で説明
2020年07月16日20時49分
天皇、皇后両陛下は16日、ホームレスなどの生活困窮者を支援する
NPO法人「抱樸」(北九州市)の奥田知志理事長らをお住まいの赤坂御所に招き、
新型コロナウイルス感染症が広がる中での支援の現状について話を聞かれた。
奥田理事長は、日本では新型コロナ以前から英国や米国と比べて社会的孤立が進んでおり、
感染拡大が続くと、仕事と住宅を両方失う生活困窮者が出てくると説明。
天皇陛下は「家を失うというのは大変ですね」と心配そうに話し、活動をねぎらったという。
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020071601180&g=soc

常陸宮家の護衛官がコロナ感染 ご夫妻と3週間接触なし
2020.7.17 14:27
皇宮警察本部は17日、常陸宮ご夫妻の護衛を担当する護衛2課の50代の男性護衛官が、
新型コロナウイルスに感染したと発表した。
男性は6月下旬に常陸宮さまの私的なお出ましに同行して以降、ご夫妻と3週間以上接触はなく、
宮内庁によると、ご夫妻のご体調に変化はないという。
お出ましは数時間で、同行者は全員マスクを着用していた。
男性は7月7日に同居する家族の感染が発覚。
家族がPCR検査を受けた6日以降は出勤しておらず、16日に自身もPCR検査を受診。
17日に感染が判明したが、症状はないという。
https://www.sankei.com/life/news/200717/lif2007170026-n1.html

天皇陛下、4カ月ぶりの認証官任命式に臨まれる
2020.7.17 16:52
天皇陛下は17日、同日付で検事総長に就任した林真琴氏ら3人の認証官任命式に臨まれた。
新型コロナウイルスの感染拡大を受け、式は4月以降行われておらず、陛下が臨まれるのは約4カ月ぶり。
皇居・宮殿「松の間」で行われた儀式では、参列者全員がマスクを着用し、
陛下は官記を受け取った林氏ら3人に「重任ご苦労に思います」と言葉をかけられた。
https://www.sankei.com/life/news/200717/lif2007170036-n1.html

両陛下が熊本県知事にお見舞い
2020.7.20 15:56
天皇、皇后両陛下は20日、豪雨災害により多数の死者が出るなど
甚大な被害を受けた熊本県の蒲島郁夫知事に対し、小田野展丈(のぶたけ)侍従長を通じ、
犠牲者を悼むとともに、被災者への見舞いと災害対策従事者へのねぎらいの気持ちを伝えられた。
宮内庁が同日発表した。両陛下は豪雨災害で西日本を中心に全国で多くの人が被災していることに心を痛め、
一日も早い復旧を願われているという。また、新型コロナウイルス対策のため災害対応が難しさを増す中、
日夜努力している関係者に対してねぎらいの気持ちをお持ちという。
https://www.sankei.com/life/news/200720/lif2007200021-n1.html

両陛下、子供の貧困問題聞かれる
2020.7.21 23:01
新型コロナウイルスへの対応をめぐり、天皇、皇后両陛下は21日、
内閣府の嶋田裕光政策統括官やNPO法人「キッズドア」の渡辺由美子理事長ら4人を赤坂御所に招き、
生活困窮世帯の子供の支援状況などについて説明を受けられた。
嶋田氏らによると、天皇陛下は「厳しい状況の中でも工夫をして
活動を続けられていることに敬意を表します」と感想を述べられたという。
https://www.sankei.com/life/news/200721/lif2007210076-n1.html

両陛下、子どもの貧困支援聞く NPO関係者と面会
2020年07月21日21時25分
天皇、皇后両陛下は21日、お住まいの赤坂御所に
子どもの貧困対策に取り組むNPO法人の関係者らを招き、
新型コロナウイルス感染症が拡大する中での支援の取り組みなどについて話を聞かれた。
出席者によると、面会は1時間半近くに及んだ。
子ども食堂やオンラインでの学習支援などの取り組みについて説明を受けると、
天皇陛下は「厳しい状況の中でもいろいろ工夫して続けられていることに敬意を表します」と述べた。
また、即位に当たり陛下からの寄付金の一部を基にした緊急支援事業から助成が決まったNPO法人の代表が、
子どもたちに寄付について話したいと言うと、「ぜひ伝えてください」と笑顔で応じたという。
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020072101167&g=ryl

両陛下、コロナ下の活動模索 SNS活用促す識者も―代替わり2年目で課題
2020年07月27日07時08分
新型コロナウイルスの影響で人との面会が大きく制限される中、
代替わりから2年目を迎えた天皇、皇后両陛下が活動の在り方を模索される日々が続いている。
最近は皇居以外への外出がなく、「四大行幸啓」と呼ばれる恒例の地方訪問も今年は全て取りやめに。
お住まいの赤坂御所に専門家らを招いて話を聞き、
宮内庁ホームページ(HP)に発言内容を掲載する異例の対応を取っている。
識者からは、外国王室を参考にインターネット交流サイト(SNS)の活用を促す声も上がる。
「平成の終焉」などの著作がある放送大の原武史教授(日本政治思想史)は
「現上皇が象徴の務めとして挙げた宮中祭祀(さいし)と行幸のうち、
前者はちゃんとやっているが、後者は全くできていない」と述べ、
象徴天皇制のスタイルが平成とは大きく変わったと話す。
その上で、御所で専門家らの説明を聞く際、両陛下が横並びで座っている姿が公開されたことを挙げ、
「天皇が主で皇后が従という感じがせず、全く対等に見える。
あえてそうした写真や映像を出したところに意図を感じる」と指摘。
「もし今後、新型コロナに関するビデオメッセージを出し、
その際に2人が並んで出てくるようなことがあれば、
平成との違いがますますはっきりするだろう」との見方を示す。
世界の王室に詳しい関東学院大の君塚直隆教授(英国政治外交史)は、
英エリザベス女王をはじめ各国の王室が新型コロナについて
テレビ演説などで国民に直接語り掛けているのに対し、日本の皇室にそうした動きがないことを危惧する。
「政府はどこも自国ファーストかもしれないが、王室は地球環境など世界規模の問題を扱える。
新型コロナなどはまさに皇室の出番だ」と語る。
「各国の王室は広報スタッフが毎日のようにSNSで写真や動画を更新しており、
非常に好意的に受け止められている。宮内庁HPにメッセージを載せるだけでは十分伝わらない」。
人に直接会わずにメッセージを送れるSNSの活用こそ、コロナ禍の今の状況にふさわしいと訴えている。
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020072600178&g=ryl

【第67回産経児童出版文化賞】佳子さまお言葉「魅力あふれる作品 くらしの彩りに」
2020.7.28 07:39
第67回産経児童出版文化賞に際し、
秋篠宮ご夫妻の次女、佳子さまが文書で寄せられたお言葉は以下の通り。  

「第67回産経児童出版文化賞」の各賞を受賞された方々に、心からお祝いを申し上げます。
そして、これまで児童出版の分野で力を尽くしてこられた皆さまに、深く敬意を表します。
好きな本に没頭すること、本を読んで新しい世界を知ることなど、読書には様々な楽しみがあると思います。
誰かと一緒に本を読んで、思い出に残るひとときを過ごすこともあるかもしれません。
「産経児童出版文化賞」は、幅広い分野から魅力的な本を選び、
子どもたちに紹介する大事な役割をはたしてきました。
今年は、4236冊の対象作の中から8冊が選ばれました。
大賞の『徳治郎とボク』は、作者の実体験をもとにして書かれた物語です。
「ボク」と祖父の徳治郎は、様々な時間を共に過ごしました。
徳治郎の子ども時代についての会話や二人でした畑仕事、
そして、徳治郎の老いと死を家族の思いとともに受け止めた経験を通して、「ボク」が成長していきます。
多様な登場人物の心の動きと、それを4歳から中学1年生までの「ボク」が
その時々の目線で見つめる姿が印象に残りました。
『きつねの橋』は、作者が『今昔物語』から着想を得た平安時代のお話で、実在の人物も登場します。
貴族のもとで働く若者が、人に化けるきつねや仲間と力を合わせ、姫君を助けたり、盗賊と戦ったりします。
はらはらしながら読み続け、最後はやさしい気持ちになりました。
『なっちゃんのなつ』は、夏の風景や風習を力強く描いた作品です。
茂る夏草やそこに出てくる生き物、なっちゃんと祖母の姿から、命の営みが伝わってくるような気がしました。
なつかしい夏の記憶が呼び起こされ、思い出話をしたくなる人も多いのではないでしょうか。
『家をせおって歩く かんぜん版』は、手作りの家をかついで歩き、
様々な地域に滞在した作者の体験をまとめた本です。
行く先々で出会う親切な人たちとの素敵な交流も紹介されています。
作者が町全体を大きな家と考え「間取り図」と表現した地図などを見ながら、そこで生活する気持ちを想像しました。
『しろとくろ』には、猫と犬が野原で出会い、仲良くなっていく過程が、躍動感にあふれた絵で描かれています。
「なんで」という問いかけをはずむように繰り返す文章は、声に出して読んでみたくなりました。
読み終わった時に、自然と笑顔になるような作品です。
『ふるさとって呼んでもいいですか』は、6歳でイランから来日し、
日本で育ち在留特別許可を得た作者の自伝です。当事者の経験や思いが、子どもにもわかりやすく書かれています。
一つ一つ乗り越えてきた困難が胸に迫り、周囲の人達とのあたたかなつながりも心に残りました。
『あおいアヒル』は、ワニの赤ちゃんを育てたアヒルが歳をとり、
今度は成長したワニに見守られるようになる様子を描いた絵本です。
お互いに大好きだから幸せだという思いが伝わってきました。
静かな青で描かれたやすらかな絵とともに、信頼感に満ちた関係が表現されています。
大阪弁に翻訳された絵本『マンマルさん』には、丸、三角、四角の姿をした登場人物たちが出てきます。
単純な絵で表現されているからこそ、読み手の発想によって想像が膨らんでいくように思います。
印象的な目の動きと生き生きとした会話から、それぞれの個性的な性格が浮かんできました。
本年も、このように素晴らしい児童書が紹介されますことを大変嬉しく思います。
今後も魅力あふれる作品が発表され、多くの読者のくらしを彩ることを願い、お祝いの言葉といたします。
https://www.sankei.com/life/news/200728/lif2007280007-n1.html

陛下と皇族方「明治天皇例祭」へ
2020年7月30日 14:12
天皇陛下や皇族方は30日、皇居で「明治天皇例祭」にのぞまれました。
天皇陛下は、30日午前8時過ぎ、装束に着替えるため皇族方より早く、皇居に入られました。
その後、秋篠宮ご夫妻や二女の佳子さまら皇族方が皇居入りされました。
30日は明治天皇の命日にあたり、皇居・宮中三殿の歴代天皇や皇族がまつられている皇霊殿で
「明治天皇例祭の儀」が行われ、皇族方が見守る中、陛下が拝礼されました。
陛下以外の参列者は全員、マスクを着用して行われたということです。
https://www.news24.jp/articles/2020/07/30/07690559.html

コロナ禍、被災…オンライン開催の高校総文祭に秋篠宮さまがお言葉
2020.7.31 08:25
秋篠宮さまは31日、新型コロナウイルス感染症の影響で、
同日からのオンライン開催に変更になった第44回全国高校総合文化祭(総文祭)のウェブサイトに、
「困難を乗り越え、開催に向けて尽力された関係者に改めて敬意を表します」とするお言葉を寄せられた。
総文祭は「文化部のインターハイ」と呼ばれ、例年秋篠宮さまが臨席されてきた。
今年は高知県が開催地だが、感染症への配慮から全国から多くの高校生が集まるのを避けるため、
映像や写真、文章など、活動成果や発表内容をウェブ上で公開する。10月31日まで。
秋篠宮さまはお言葉で、ウェブ上で作品を鑑賞したいとした上で、
休校で部活動に制約がある中、準備に取り組んできた高校生らに対し、
「作品に込める思いやひたむきさ、そしてたくましさを感じます」とエールを送られた。
また、豪雨で甚大な被害を受けた熊本など、被災地から参加している生徒がいることにも触れ、
「心からお見舞いを申し上げます」とつづられた。
https://www.sankei.com/life/news/200731/lif2007310012-n1.html

【皇室ウイークリー】(652)
両陛下、企業の取り組みお聞きに 佳子さま、受賞の児童書にご感想
新型コロナウイルス感染症への対応をめぐり、天皇、皇后両陛下は7月27日、
経団連の古賀信行審議員会議長、日本商工会議所の三村明夫会頭、
経済同友会の桜田謙悟代表幹事の3人を赤坂御所に招き、
感染症による企業活動への影響について説明を受けられた。
宮内庁によると、面会は1時間ほどで、各団体から企業の経営への影響やテレワークの導入状況、
課題などについて説明があり、両陛下はメモを取りながら質問を重ねられたという。
両陛下は、今回の感染症への対応を契機として、
今後の企業経営や社会の在り方を変えていくような取り組みが考えられているという話に、
関心を示されていたという。また、コロナ禍でも事業を継続し、
雇用を維持しようとする企業の対応に感謝とねぎらいの言葉を述べられたという。
感染症をめぐり、両陛下は4月以降、医療、経済、福祉など各分野の関係者と面会されている。
天皇陛下は28日、皇居・宮殿「松の間」で、合田悦三(よしみつ)札幌高裁長官や
片山和之・駐ペルー大使ら4人の認証官任命式に臨まれた。
任命式は感染症の影響で4月以降は行われていなかったが、
マスクの着用などの感染対策を取り、17日から再開している。
明治天皇の命日に当たる30日、皇居・宮中三殿の皇霊殿で明治天皇例祭の儀が営まれ、陛下が拝礼された。
秋篠宮ご夫妻をはじめとする皇族方も参列された。
皇后さまは赤坂御所で遙拝し、儀式終了まで慎み深く過ごされた。
同日午前8時すぎ、陛下は半蔵門を車で通過する際、
マスク姿で、車の窓を開けて沿道の人に会釈して応えられた。
宮中祭祀(さいし)には、陛下が自身で祭典を行い、御告文(おつげぶみ)を読み上げる「大祭」と、
掌典長が祭典を行い、陛下が拝礼される「小祭」がある。
天皇祭は現在、初代天皇である神武天皇と、直近に崩御した昭和天皇の命日は大祭として、
昭和天皇より前の3代(大正天皇、明治天皇、孝明天皇)の節目の年を除く命日は
小祭として執り行われている。伏見桃山陵(京都市伏見区)での山陵例祭の儀には
三笠宮家の彬子さまが臨まれた。
秋篠宮ご夫妻は27日、赤坂御用地内にある赤坂東邸で、新任の駐日タイ大使夫妻と面会された。
秋篠宮さまは鳥類など生物学に関心を持たれており、研究を通じて交流を深め、
タイのさまざまな大学から生物学や畜産学などで名誉博士号を贈られるなど、
同国との縁が深いことで知られる。
第67回産経児童出版文化賞(産経新聞社主催、フジテレビジョン、ニッポン放送後援、JR7社協賛)の
大賞受賞者への賞贈呈が27日、産経新聞東京本社(東京都千代田区)で行われ、
秋篠宮ご夫妻の次女、佳子さまが文書でお言葉を寄せられた。
佳子さまは大賞などの受賞作8作品1つ1つについて感想を添え、
「好きな本に没頭すること、本を読んで新しい世界を知ることなど、
読書には様々な楽しみがあると思います」などとつづられた。
https://www.sankei.com/life/news/200731/lif2007310001-n1.html

皇居で大綬章親授式 新型コロナで2カ月遅れ
2020年07月31日11時52分
春の叙勲の大綬章親授式が31日、皇居・宮殿「松の間」で行われ、
天皇陛下が受章者7人に勲章を手渡された。
当初は5月の予定だったが、新型コロナウイルスの影響で延期になっていた。
出席したのは旭日大綬章の榊原定征・前経団連会長(77)や
荻田伍・アサヒグループホールディングス相談役(78)ら。
米マイクロソフト共同創業者のビル・ゲイツ氏(64)ら外国人2人は欠席した。
受章者を代表して荻田氏があいさつすると、
天皇陛下は「長年それぞれの務めに励まれ、国や社会のため、
人々のために尽くしてこられたことに深く感謝いたします」と述べた。
ウイルス感染拡大防止のため、陛下をはじめ全員がマスクを着用し、受章者の配偶者は出席しなかった。
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020073100177&g=ryl