2020年4月

久子さま、ライフル射撃名誉総裁に 彬子さまは千葉工大特別教授
2020年04月01日00時17分
宮内庁は、高円宮妃久子さまが1日付で公益社団法人日本ライフル射撃協会の名誉総裁に就任されたと発表した。
宮内庁や協会によると、久子さまは過去に国体でライフル射撃を視察するなどしており、
東京五輪に向けて協会側から就任を要請したという。
また、三笠宮家の彬子さまは1日付で千葉工業大の特別教授に就いた。
同大地球学研究センターの非常勤の主任研究員として月1回ほど研究会に参加するほか、学生への講義も予定している。
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020040100016&g=soc

全国植樹祭が延期見通し 皇室活動にも大きな影響 新型コロナ
2020年4月1日 5時22分
新型コロナウイルスの感染拡大によって、天皇皇后両陛下が出席される予定だった5月の「全国植樹祭」が、
来年に延期される見通しになりました。両陛下主催の園遊会も開催の見送りが検討されるなど、
皇室の活動にも大きな影響が出ています。
「全国植樹祭」は、ことしは、5月31日に島根県大田市で開かれ、
両陛下が式典に出席されることになっていましたが、関係者によりますと、
新型コロナウイルスの感染拡大によって来年に延期される見通しになりました。
また、両陛下の主催で春と秋に開かれている園遊会も、5月27日に予定されていますが、
今後の状況次第で開催を見送ることも検討されています。
5月に予定されている日本赤十字社の全国大会についても、
名誉総裁を務められる皇后さまの出席は、見合わせられる見通しです。
皇位継承順位1位の皇嗣の秋篠宮さまは、今月19日に「立皇嗣の礼」に臨まれますが、
祝宴にあたる儀式は取りやめられ、その後の三重県や奈良県への訪問も延期される方向で調整が進められています。
さらに、秋篠宮さまや紀子さまが、4月出席される予定だった東京都内の行事も、
相次いで中止や延期が決まっています。
一方、外国への訪問も、両陛下のイギリス訪問がすでに延期されているほか、
秋篠宮ご一家で検討されてきた訪問も一部は見送りが決まり、
そのほかについても検討が進められない状況で、皇室の活動にも大きな影響が出ています。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200401/k10012361371000.html

全国植樹祭、来年に延期 園遊会も見送り検討―新型コロナ
2020年04月01日15時16分
新型コロナウイルス感染拡大の影響で、天皇、皇后両陛下が出席される予定だった5月の全国植樹祭が
来年に延期される見通しであることが1日、関係者への取材で分かった。
全国植樹祭は両陛下が臨む四つの主要地方行事の一つで、今年は島根県大田市で5月31日に開催が予定されていた。
1950年の第1回以降毎年行われており、延期は初めて。
同27日に予定されている両陛下主催の春の園遊会も、感染拡大の状況を踏まえ、見送りが検討されている。
春の叙勲も、皇居・宮殿で天皇陛下自らが勲章を手渡す大綬章親授式などは実施するが、
受章者がまとめて陛下に会う「拝謁(はいえつ)」は行わない方向で検討が進められている。
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020040100836&g=ryl

秋篠宮ご夫妻、伊勢神宮などへのご参拝延期 感染拡大にご配慮
2020.4.3 17:48
宮内庁は3日、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、
19日の「立皇嗣(りっこうし)の礼」の中心儀式「立皇嗣宣明(せんめい)の儀」の後、
秋篠宮ご夫妻が今月下旬から予定していた伊勢神宮(三重県伊勢市)などへのご参拝を延期すると発表した。
沿道に多くの奉迎者が集まることが予想され、感染拡大防止が難しいという専門家の意見も参考に、
秋篠宮さまが延期を決められたという。
ご夫妻は23日に伊勢神宮、27日に神武天皇陵(奈良県橿原市)、
5月8日に昭和天皇陵(東京都八王子市)を参拝される予定だった。実施時期は未定という。
https://www.sankei.com/life/news/200403/lif2004030088-n1.html

「立皇嗣の礼」の伊勢神宮参拝延期 秋篠宮さまの意向で
2020年4月4日 16時36分
宮内庁は3日、秋篠宮さまが皇位継承順位第1位になったことを国内外に宣言する
「立皇嗣の礼」の関係行事のうち、伊勢神宮(三重県)などへの参拝を延期すると発表した。
新型コロナウイルスの感染が拡大する中、沿道などにに多くの人が集まることが想定されるため、
秋篠宮さまの意向を受けて決めたという。
延期されるのは、4月23日の伊勢神宮、同月27日の神武天皇山陵(奈良県)、
5月8日の昭和天皇山陵(東京都)への参拝。いずれも秋篠宮ご夫妻で訪問予定だった。
ご夫妻は、複数の感染症の専門家の意見を取りまとめた報告を聞き、宮内庁幹部らと協議したという。
https://www.asahi.com/articles/ASN445FSLN43UTIL03G.html

陛下ご即位に伴う1億円、寄付先が決定
2020.4.6 16:50
宮内庁は6日、天皇陛下が即位されたことに伴う社会福祉事業への寄付について、
政府が創設した「子供の未来応援基金」と、国やボランティア団体の調整役などを担う
NPO法人(特定非営利活動法人)「全国災害ボランティア支援団体ネットワーク」に、
それぞれ5千万円ずつ行うと発表した。寄付金は陛下の私的な「お手元金」から拠出され、
それぞれ子供の貧困問題関連事業と、被災者支援関連事業に充てられるという。
宮内庁の池田憲治次長は6日の定例会見で「天皇、皇后両陛下は、子供の貧困問題と、
平成時に数多く発生した災害を契機に役割が高まっているボランティアによる
被災者支援に対する国民の理解が深まることを願われている」と述べた。
憲法8条では皇室が寄付をする場合、国会の議決が必要と規定。
寄付額が年間1800万円を超える場合に適用される。3月の参院本会議で、
陛下が今月30日までの間、社会福祉事業へ1億円以内の寄付をされることを可能とする議決案を可決していた。
上皇さまのご即位の際にも、児童福祉と障害者支援の2団体に5千万円ずつ計1億円が寄付されている。
https://www.sankei.com/life/news/200406/lif2004060052-n1.html

立皇嗣の礼、延期で最終調整 新型コロナ緊急事態宣言受け―政府
2020年04月10日12時22分
政府は新型コロナウイルスの感染者急増に伴う緊急事態宣言発令を受け、
秋篠宮さまが皇位継承順位1位の皇嗣になられたことを広く国民に明らかにする
19日の「立皇嗣の礼」を延期する方向で最終調整に入った。菅義偉官房長官が10日の記者会見で発表した。
新たな日程は感染状況の推移を見ながら判断する。
菅氏は延期の調整について「安倍晋三首相の指示」と説明。
「延期する旨の閣議決定を行う必要があるので詳細は今後調整していく」と述べた。
政府は当初、立皇嗣の礼として「立皇嗣宣明の儀」「朝見の儀」「宮中饗宴の儀」の3儀式を行う予定だったが、
このうち祝宴である「宮中饗宴の儀」は先月中旬、「三つの密」を避けられないとして中止することを決めた。
ただ、中心儀式の「立皇嗣宣明の儀」と、その直後の「朝見の儀」は招待客を絞り込むなどし、
予定通り行うとしていた。
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020041000445&g=ryl

両陛下、感染拡大ご憂慮 専門家から進講
2020.4.10 20:39
新型コロナウイルスの感染拡大を受け、政府が10日、延期の方向性を示した「立皇嗣(りっこうし)の礼」。
秋篠宮さまが皇嗣となられたことを示す国事行為として19日に中心儀式が行われる予定だったが、
感染拡大が続く状況に天皇、皇后両陛下は度々憂慮のお気持ちを示されており、
関係者からは「国民に寄り添う皇室の慶事として、ふさわしい時期に行うのが望ましい」という声も上がっていた。
儀式延期の方針が示された10日、両陛下はお住まいの赤坂御所に
政府の新型コロナウイルス感染症対策専門家会議の尾身茂副座長を招き、
国内外の感染状況などについて説明を受けられた。当初は6日に予定されていたが、
緊急事態宣言の発令に際し、延期されていた。側近によると、
新型コロナウイルスに関し、両陛下が専門家から直接説明を聞かれたのは初めて。
感染拡大をめぐっては、両陛下は3月の長女の敬宮(としのみや)愛子さまの
高等科ご卒業に際して公表した文書でも「我が国の国民、そして世界の多くの人々が直面している
様々な困難や苦労に深く思いを致しています」とご憂慮。
また、秋篠宮さまも、医療関係者から話を聞くなど状況を気にかけ、
立皇嗣の礼の関連行事として4月下旬から予定されていた伊勢神宮(三重県伊勢市)などへの参拝について、
奉迎者らの安全を考慮して延期を決められていた。
宮内庁は今後、現場の状況を知る関係者など、尾身氏以外からの両陛下への進講についても検討する。
https://www.sankei.com/life/news/200410/lif2004100126-n1.html

幹部護衛官が新型コロナ感染 両陛下と接触なし―皇宮警察
2020年04月11日19時37分
皇室の護衛や皇居の警備を担う皇宮警察の幹部護衛官が新型コロナウイルスに感染したことが11日、分かった。
護衛官の感染確認は初めて。天皇、皇后両陛下や上皇ご夫妻、皇族方とは長期間接触していないという。
皇宮警察によると、感染したのは赤坂護衛署に勤務する50代の男性警視。
3月31日付で京都護衛署から異動になったが、同29日に発熱の症状があったため、
出勤せず自宅療養していた。今月9日にPCR検査を受けた結果、11日に感染が確認されたという。
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020041100349&g=ryl

春の園遊会をおとりやめ 新型コロナ感染拡大防止で
2020.4.13 15:55
宮内庁は13日、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、
天皇、皇后両陛下が5月下旬、各界の代表者らを招いて開催を予定していた春の園遊会をとりやめられると発表した。
園遊会は例年、春と秋の年に2回実施。同庁によると、平成以降で実施が見送られるのは10回目という。
昨年は即位関連儀式と時期が重なったため行われず、
今春は5月27日、両陛下が主催される初めての園遊会となる見通しだった。
平成最後となった30年11月の園遊会には1809人が出席した。
宮内庁の池田憲治次長は13日の定例会見で、園遊会では天皇陛下と皇族方が多数の招待者と会話される上、
招待者同士が飲食を伴い近距離で歓談することから「挙行は適切ではない」と話した。
https://www.sankei.com/life/news/200413/lif2004130041-n1.html

立皇嗣の礼延期を正式決定
2020.4.14 10:52
政府は14日の持ち回り閣議で、天皇陛下のご即位に伴い
秋篠宮さまが皇位継承順位1位の皇嗣(こうし)となられたことを国内外に示す
「立皇嗣(りっこうし)の礼」の延期を正式決定した。
19日に予定されていたが、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、政府が延期する方向で調整していた。
新型コロナの感染拡大で東京都など7都府県に緊急事態宣言が発令されたのを踏まえ、再検討していた。
延期時期は緊急事態宣言が解除された後になる見通し。
https://www.sankei.com/life/news/200414/lif2004140020-n1.html

天皇陛下が種もみまき 即位後初めて―皇居
2020年04月14日15時39分
天皇陛下は14日午後、皇居内にある生物学研究所脇の苗代で、即位後初となる稲の種もみまきをされた。
ベージュのジャンパー姿の陛下は、ざるに入ったうるち米のニホンマサリと
もち米のマンゲツモチの種もみを丁寧にまいた。
皇居での稲作は昭和天皇が始め、上皇さまから陛下に引き継がれた。
陛下は昨年、田植えと稲刈りの作業をしたが、種もみまきは即位前だったため上皇さまが行っていた。
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020041400747&g=ryl

政府、皇位継承議論を先送り 「立皇嗣の礼」延期受け
2020年04月15日09時58分
新型コロナウイルスの感染が広がる中、安定的な皇位継承を確保するための政府の議論は当面、
先送りされる方向となった。
政府は14日の閣議で、19日に予定されていた秋篠宮さまが
皇位継承1位の皇嗣となられたことを国内外に示す「立皇嗣の礼」の延期を決定。
儀式は早くても秋以降との見方が強く、これに伴い皇位継承議論も大幅に遅れることになりそうだ。
皇位継承の確保策をめぐり、政府は既に事務方による有識者へのヒアリングや関連資料の収集などに着手。
ただ、本格的な議論は、「(皇位継承に関する)一連の行事の最後」
(菅義偉官房長官)となる「立皇嗣の礼」後に始める予定だった。
だが、新型コロナの世界的なまん延と国内での緊急事態宣言の発令を受け、
政府は宮内庁の意向なども踏まえ、「立皇嗣の礼」を先送り。
菅氏は14日の記者会見で、皇位継承の議論は一連の儀式を終えてから始めるか問われ、
「基本的にはそういう形だ」と認めた。
政府関係者は、「立皇嗣の礼」の開催時期について、
「新型コロナの収束次第だが、早くても秋以降だ。年をまたぐ可能性もある」と指摘。
皇位継承資格を持つ男性皇族は減少しており、安定的な皇位継承の検討は急務だが、
新型コロナの影響で先行きが不透明となっている。
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020041400876&g=ryl

【皇室ウイークリー】(638)陛下、首相から「内奏」お受けに 秋篠宮ご夫妻、感染症対策ご提案
2020.4.24 06:00
新型コロナウイルスの感染拡大で全都道府県に緊急事態宣言が発令される中、
天皇陛下と皇族方は今週、外出を控え、それぞれのお住まいで静かに過ごされた。
宮内庁は23日、天皇、皇后両陛下が28日に公益社団法人日本経済研究センター
代表理事・理事長の岩田一政氏を赤坂御所に招き、進講を受けられると発表した。
新型コロナウイルスの感染拡大が経済に及ぼす影響などについて説明を受けられるという。
感染拡大をめぐり、両陛下はこれまで、尾身茂・新型コロナウイルス感染症対策専門家会議副座長と、
厚生労働省の鈴木康裕医務技監から進講を受けられている。
側近によると、両陛下は報道やテレビの特集番組などを通じて日々状況を確認し、
感染拡大がさまざまな分野へ大きな影響を及ぼしていることを憂慮されているという。
宮内庁は今後も、各分野の専門家による進講を調整している。
陛下は22日、皇居・宮殿「鳳凰の間」で、安倍晋三首相から、
国内外の情勢について説明を聞く「内奏(ないそう)」を受けられた。
内奏には陛下の側近である侍従らも同席せず、内容は原則、公表されない。
陛下のお考えなどが明らかにされることで「天皇の政治利用」につながるのを避けるためで、
昭和48年には田中角栄内閣の防衛庁(当時)の
増原恵吉長官(同)が昭和天皇への内奏の内容を記者団に漏らし、辞任に追い込まれたこともある。
陛下は同日、宮殿で執務にも臨まれた。この日は人事院人事官の認証と、
外国への赴任大使が持参する信任状の認証などのため、陛下は書類に署名・押印をされた。
陛下は通常、国事行為である国務大臣らの任命の認証に際し「認証官任命式」に臨み、
首相から辞令を受け取った任官者にお言葉を述べられるのが通例。
だが、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、今月から実施が見送られている。
新型コロナウイルスをめぐっては、秋篠宮ご夫妻も側近部局である皇嗣(こうし)職の職員らの健康を気遣い、
感染防止対策を励行されている。職員は担当ごとに出勤する班を分けるなどしてテレワークを導入し、
連絡は可能な限り対面を避けてメールなどで行うことを推進。
ご夫妻は、職員らが勤務する赤坂御用地内の事務棟の空き部屋などを活用し、
職員を分散して感染リスクを低減することなどを提案されたという。
また、ご夫妻は秋篠宮さまが総裁を務める済生会や、
秋篠宮妃紀子さまが総裁を務める結核予防会の関係者を通じ、
医療現場での対応や感染拡大の状況などについて、情報収集を続けられている。
ご夫妻の長男、悠仁さまが通われているお茶の水女子大付属中学校(東京都文京区)も
感染拡大の影響で休校が続いている。
側近によると、悠仁さまはお住まいでも学校の授業が始まる時間に合わせて課題や自習に取り組むなど、
規則正しい生活を送られているという。
https://www.sankei.com/life/news/200424/lif2004240004-n1.html

新型コロナで主立ったご予定なし 皇室27日~5月3日
2020年4月27日 7時00分
宮内庁は4月27日~5月3日の予定を発表した。
両陛下を始め、皇族方の主立った予定はない。
新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、秋篠宮ご夫妻は、
感染症の専門家から電話やテレビ会議などを使い、説明を受けているという
(表記は宮内庁発表に準じます。予定は変更されることがあります)。
https://www.asahi.com/articles/ASN4V75H7N4SUTIL00T.html

両陛下、新型コロナで3回目の進講お受けに
2020.4.28 21:06
天皇、皇后両陛下は28日、お住まいの赤坂御所に
公益社団法人「日本経済研究センター」の岩田一政代表理事・理事長を招き、
新型コロナウイルスの感染拡大が国内外の経済に与える影響に関する説明を受けられた。
両陛下が新型コロナウイルスについて専門家から直接、進講を受けられたのは3回目。
岩田氏によると進講は約1時間15分に及んだ。天皇陛下は経済的なマイナス幅の規模に関心を持たれ、
皇后さまはアジアやアフリカなどの新興国での今後の感染拡大を憂慮されていたという。
https://www.sankei.com/life/news/200428/lif2004280110-n1.html

上皇さま譲位から1年 新型コロナご憂慮も
2020.4.29 18:48
昨年4月末の上皇さまの譲位から30日で1年を迎える。
上皇ご夫妻はすべての公務を天皇、皇后両陛下に引き継ぎ、
今年3月には仙洞(せんとう)仮御所(旧高輪皇族邸、東京都港区)へご転居。
穏やかな生活を送る一方、昨今の新型コロナウイルス感染拡大で関係者を案じられているという。
ご夫妻は昨年5月以降の天皇陛下のご即位関連行事に出席せず、報道などで見守られた。
側近によると、沖縄戦終結の日(6月23日)、広島、長崎への原爆投下の日(8月6日、9日)、
終戦の日(同15日)にはご夫妻でご黙祷(もくとう)。
昨年10月の上皇后さまの誕生日には台風19号の被害に配慮し、
例年開かれていた祝賀行事を取りやめるなど、在位中と同様に被災地にも心を寄せられている。
上皇さまは今年1月に一時、意識を失って倒れられた。上皇后さまは昨年9月、乳がん摘出手術を受けられた。
側近によると、ご夫妻は万全ではないものの、その後のご体調に大きな変化はないという。
3月末の仙洞仮御所への転居後は、新型コロナウイルス感染拡大を受け、主に仮御所内で静かに過ごされている。
週に2、3度、皇居の生物学研究所に通われていた上皇さまのハゼの研究も当面、見合わせる。
側近によると、ご夫妻は感染拡大に心を痛め、医療従事者ら関係者の対応を見守る一方、
「社会生活を維持するため、目に触れにくいところで犠牲を払っている人がいるのではないか」
と憂慮されているという。
https://www.sankei.com/life/news/200429/lif2004290044-n1.html

譲位1年 政府、伝統と憲法の調和に全力 皇位継承議論は旧宮家復帰明記焦点に
2020.4.30 17:58
天皇陛下が即位され、「令和」の時代が幕を開けてから5月1日で1年を迎える。
一連の皇位継承儀式は、秋篠宮さまが皇位継承順位1位の「皇嗣」となられたことを示す
「立皇嗣(りっこうし)の礼」を残すのみだ。
政府は、立皇嗣の礼の後に安定的な皇位継承策の議論を本格化させる方針だが、
新型コロナウイルスの感染拡大を受けて延期されており、時期は見通せていない。
政府は昨年4月30日の「退位礼正殿の儀」(退位の礼)を皮切りに、
憲法で国事行為と定める皇位継承儀式を行ってきた。
最も重視したのは「歴史的な皇位の継承を国民がこぞってことほぐことができる」(安倍晋三首相)環境づくり。
退位の礼と、歴代天皇に伝わる三種の神器のうち「剣」と「璽(じ、勾玉=まがたま)」などを引き継ぐ
昨年5月1日の「剣璽等承継(けんじとうしょうけい)の儀」との間隔を空けて厳格に分離するなど、
憲法が定める政教分離の原則に配慮した。
一連の儀式の最後となるのが立皇嗣の礼で、4月19日に行う予定だった。
新型コロナの感染が拡大する中、政府は規模縮小などで開催を目指したが、
7日に東京都を含む7都府県を対象に緊急事態を宣言。14日に延期を閣議決定した。
これは単なる儀式の延期にとどまらない。譲位を一代限りとした平成29年成立の特例法の付帯決議は、
政府に対し「安定的な皇位継承を確保するための諸課題」の速やかな検討と国会への報告を求めた。
これを受け、菅義偉(すが・よしひで)官房長官は立皇嗣の礼の後に議論を本格化させると明言していた。
新型コロナの収束時期は読めず、具体的な議論を始める時期もはっきりしない。
https://www.sankei.com/life/news/200430/lif2004300069-n1.html