幻の肖像画

週刊朝日2009年10月30日号

ご婚約時、週刊朝日が誌上に載せるために美智子さまの肖像画を小磯良平画伯に依頼。
画伯は50分時間をもらってデッサン。結局油彩画と素描の2枚ができた。
油彩画はその後正田家から美智子さまに渡ったらしいが詳細は不明。
素描は朝日新聞社内に眠っていたが
今年皇居で行った両陛下の特別展に、宮内庁の依頼で貸し出され、美智子さまは懐かしいとおっしゃった。

実は、皇太子妃の幻の肖像画はもう1作品ある。
93年4月12日、皇太子さまと小和田雅子さんの納采の儀(婚約)が行われた。
朝日新聞社会部は、美智子さまのときと同様に、油彩の肖像画を描く極秘プロジェクトを組んだ。
依頼されたのは多くのファンを魅了する洋画家の中山忠彦さん(74)だ。

2人は知人を装い小和田家を訪ねた。
「モデルになっていただいたのは1時間半程度でしょうか。
雅子さまと雑談したり、小和田家の愛犬が私の足にじゃれつくなどしながら、デッサンが2枚仕上がりました。
途中で雅子さまが服を着替える場面もありました」

朝日の記事が小和田家の不興を買ったということで企画が流れてしまった。
2枚の絵はある企業へ譲られた(売却?)が、
昨年の障害者のスポーツ大会に出た皇太子の宿泊先に、
企業の好意で2枚の絵が飾られ、皇太子はお喜びになったという。