宮中晩餐会とは?

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2015年06月04日

佳子さまデビューの宮中晩餐会とは? 最上級の「おもてなし」現場

プロ中のプロ、宮内庁式部職
宮中晩餐会は、国賓が来日した時などに開かれます。天皇、皇后両陛下が主催し、
皇族方、三権の長や国会議員、さらには民間の友好団体関係者らが出席することもあります。

招待客を案内するのは、宮内庁式部職を中心とする「もてなしのプロ」です。
ゲストの立場や肩書に応じて次々に席に案内していきます。
料理には栃木県にある皇室専用の御料牧場産の食材も使われます。
2014年4月のベトナムのサン国家主席夫妻を招いた宮中晩餐会では、御料牧場産の羊肉が使われました。

ちなみに、羊肉は欧州では最上級とされていて、国賓のもてなしに選ばれるのだそう。
蒸し焼きは、スライスされたローストビーフのような見た目で、
味わった人によると、柔らかく美味だったそうです。

客の前に置かれるのは空のお皿
提供の仕方は独特です。宮中晩餐会では客の前に置かれるのは空のお皿。
奉仕員が銀製の大皿に盛った料理を持って席を回り、客は食べたいものを適量選びます。
調理を担う宮内庁大膳課の担当者は「人により好き嫌いがある。
よろしければいかがですか、というのが宮中のなさりようです」。

会場隣の部屋には宮内庁楽部が控え、会の進行に沿った絶妙なタイミングで音楽を奏でます。
日本の童謡からクラシック、時には、ポップスも。
サン国家主席夫妻の時には、アジアでヒットした谷村新司さんの「昴(すばる)」が披露されました。

佳子さまスマイル全開の「後席」
食事の後は、お茶を飲みながらの「後席」が設けられます。
両陛下以外にも、佳子さまをはじめ皇族方が、ゲストと歓談します。
佳子さまはフィリピン側の出席者に話しかけられ、笑顔で懇談していました。
こうして、約2時間の宮中晩餐会は終わります。
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