皇太子さまフランスご訪問

「相互理解の一助に」=皇太子さま、フランス訪問前に会見
皇太子さまは5日午後、7日からのフランス公式訪問を前に、お住まいの東宮御所で記者会見し、
「今回の訪問が、将来の相互理解と友好関係を深めていく上での
一助となるよう願っております」と述べられた。
会見では、フランスが19世紀以降、交易や技術交流などで日本の近代化に大きな役割を果たしたことも紹介。
「今回の訪問を通じて、わが国とフランスの間に培われてきた交流の歴史に思いをはせたい」と語った。
雅子さまが同行を見送ったことについては、
「依然として体調には波もありますので、外国訪問を含め活動の幅がすぐに広がるわけではありません」と説明。
「外国で暮らした経験、あるいは仕事で外交に携わってきたことは必ず役に立つものと思います」と期待を寄せた。
(2018/09/05-19:58)
https://www.jiji.com/jc/article?k=2018090501135&g=soc


2018.9.5 22:41
新天皇像 陛下が「基礎」 皇太子さま、国際親善でご見解
皇太子さまは5日、フランスを7日から公式訪問するのを前に東京・元赤坂の東宮御所で記者会見に臨まれた。
来年5月の即位後、新天皇として担う国際親善について、
天皇陛下が築き上げられてきたことが「基礎」とした上で、
「自分に何ができるかということを常に、真剣に考えていきたい」と述べられた。
フランスへの公式訪問は初めてで、皇太子として最後の外国ご訪問となる見通し。
皇太子さまは国際親善のための外国訪問が「皇族が果たすべき役割の中で重要な柱」とし、
将来を見据えて外国との相互理解の促進に努められてきた天皇、皇后両陛下の気持ちを引き継ぐ姿勢を示された。
今回は日本との友好160周年を迎えたフランス側の招待で、日本文化を紹介する記念行事に参加し、
能や歌舞伎を鑑賞される機会もある。皇太子さまは、日本の伝統文化や最近のポップカルチャーの評価について
「実際に肌で感じ取れることを楽しみにしています」と述べられた。
療養中の皇太子妃雅子さまも招待を受けたが、同行を見送られており、
皇太子さまは「大変残念に思っております」と雅子さまの気持ちを代弁された。
一方で、国際親善が外国訪問に限らず、日本での賓客のもてなしや
国際的な行事への出席などの形もあると前置きし、新皇后となられる雅子さまが
「外国で暮らした経験、あるいは仕事で外交に携わってきたことは必ず役に立つ」と期待を込められた。
https://www.sankei.com/life/news/180905/lif1809050033-n1.html


2018.9.7 11:51
皇太子さま、フランスへご出発
皇太子さまは7日、日本との友好160周年を迎えたフランスを初めて公式訪問するため、
政府専用機で羽田空港を出発された。リヨンとパリに滞在しながら各地を巡り、15日に帰国される。
来年5月の即位を控え、皇太子としての外国ご訪問は最後となる見通し。
7日夕(日本時間同日夜)に同国南東部ブルゴーニュ地方のリヨンにご到着。
リヨンは明治期に養蚕業を通じ、日本との交流が深く、皇太子さまは8日に現地の織物博物館を視察される。
9日には近郊のワイナリーに赴き、ブドウ畑や貯蔵庫を見て回られる。
10日にパリに移り、12日にはマクロン大統領を表敬訪問し、大統領主催の晩(ばん)餐(さん)会に臨まれる。
滞在中、日本文化を紹介する「ジャポニスム2018」で能や歌舞伎の公演を鑑賞するほか、
エッフェル塔の記念ライトアップで点灯役を務められる機会もある。
http://www.sankei.com/life/news/180907/lif1809070021-n1.html


皇太子さま、パリに到着 リヨン空港で滑走路に男侵入
09/11 09:19 更新
【リヨン、パリ共同】フランスを訪問中の皇太子さまは10日夕(日本時間11日未明)、
南東部のリヨン空港から政府専用機でパリに到着された。
リヨン空港では出発前、警察に追跡されていた車が滑走路に侵入、運転していた男が拘束される事件があった。
滑走路は閉鎖され、多数の便が欠航となったが、政府専用機の運航に支障はなかった。
皇太子さまは11日に、パリのアンバリッド(廃兵院)で歓迎行事に出席。
国民議会副議長主催の昼食会であいさつする。
14日までの滞在中、マクロン大統領との会見や日仏友好160周年の関連行事に臨む。
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/227034


皇太子さま「王冠、持ってくれば良かったね」園児に笑顔
リヨン=中田絢子2018年9月8日20時46分
皇太子さまは7日、政府専用機でフランス南東部のリヨンに到着した。日仏友好160周年を記念した訪問。
8日はリヨン近郊で、日本国籍を持つ現地の子どもが通う「リヨン補習授業校」を訪れ、
子どもたちと交流した。
補習校には幼稚園児から中学生までの120人が在籍。視察を終えて学校を出る際、
見送りに出たバイウ江美里ちゃん(4)が「頭が違う」と指摘。
周囲の先生らが「王冠がないからでは」と言うと、
皇太子さまは「ああ、持ってくれば良かったね」と笑顔で返し、和やかな雰囲気に包まれた。
(リヨン=中田絢子)
https://www.asahi.com/articles/ASL957T95L95UTIL05Z.html


2018.9.9 10:13
皇太子さま仏リヨンの織物博物館に なでしこ熊谷選手を激励も
フランス滞在中の皇太子さまは8日午後(日本時間同日夜)、
南東部リヨンで織物博物館を視察された。
リヨンは18世紀に絹織物産業の最盛期を迎え、19世紀後半には養蚕業を通じて日本とも交流した。
博物館で当時のリヨンで織られた日本風の模様の布を見た皇太子さまは
「お互いが刺激し合って交流を深めていたんですね」と感心していた。
その後、現地で暮らす日本人らと懇談。サッカー女子日本代表の主将で
フランス1部リーグのリヨンに所属する熊谷紗希選手には
「チームをまとめるのは大変ですか」と質問し「ますますのご活躍を」と激励した。
夜には内務大臣主催の夕食会にも出席した。(共同)
http://www.sankei.com/life/news/180909/lif1809090019-n1.html


皇太子さま、ワイナリー視察=日帰りでブルゴーニュ地方に-仏
【リヨン時事】フランス公式訪問中の皇太子さまは9日、
滞在している南東部のリヨンから日帰りでブルゴーニュ地方のサントネ村を訪れ、
ワイナリー「ドメーヌ・フルーロ・ラローズ」を視察された。
このワイナリーはグランクリュ(特級)のぶどう畑を所有する1872年創業の老舗。
皇太子さまは「きょうこちらにうかがうのを楽しみにしておりました」と
経営者のニコラ・フルーロさんにあいさつした後、
収穫の時期を迎えた広大なぶどう畑を見学した。
続いて、敷地内の地下にあるワイン貯蔵庫に入り、整然と並べられたワインのたるやボトルを見て回った。
100年前に造られたワインも保管されており、
皇太子さまは「たるの木はどういう木を使っているんですか」などと興味深そうに質問。
2015年に造られたワインを試飲した際は、
色や香りを確かめながら「すごくおいしいですね」と笑顔で話していた。
(2018/09/09-21:31)
https://www.jiji.com/jc/article?k=2018090900467&g=soc


皇太子さま、仏のワイナリー視察 「おいしいですね」
サントネ=中田絢子2018年9月9日22時11分
フランス訪問中の皇太子さまは9日、ブルゴーニュ地方のサントネ村を訪れ、老舗ワイナリーを視察した。
4代目のニコラ・フルーロさんの案内でブドウ畑を歩き、今年の出来栄えなどについて説明を受けた。
ワインだるが並ぶ地下の貯蔵庫では代表的なワインを試飲。「すごくおいしいですね」と話した。
貯蔵庫には所狭しと樽(たる)が並び、100年前につくられたワインも。
ニコラさんの妻で、日本人の久美子さん(51)は
事前の取材に「祖先を尊敬し、努力を惜しまないこのブルゴーニュ地方の気風も伝えたい」と話していた。
(サントネ=中田絢子)
https://www.asahi.com/articles/ASL981PK5L98UTIL001.html


皇太子さま、ブルゴーニュのブドウ畑を視察
2018年9月9日 23:34
日仏友好160周年でフランスを公式訪問している皇太子さまは、
ブルゴーニュの老舗ワイナリーを訪れ、ブドウ畑を視察された。
皇太子さまは、現地時間9日午後、フランスを代表するワイン文化に触れるため、
ブルゴーニュ地方サントネ村のブドウ畑を訪問された。
収穫期を迎えてたっぷり実ったブドウを前に、皇太子さまは、ブドウの品種や出来具合などの説明を受けられた。
その後、ワインの貯蔵庫に移動した皇太子さまは、木の樽での保存の仕方や、
100年前のものなど年代物のワインについて聞き、このワイナリーを代表する白と赤のワイン4本を試飲された。
皇太子さまはパリに移動後、マクロン大統領主催の晩さん会などに臨まれる予定。
http://www.news24.jp/articles/2018/09/09/07403680.html


仏訪問の皇太子さま、最先端の研究開発拠点を視察
フランスを公式訪問中の皇太子さまが、ヨーロッパを代表する最先端の研究開発拠点を視察されました。
現地時間10日午前、皇太子さまが訪問されたのは、
フランス南東部グルノーブルにあるマイクロ・ナノテクノロジー分野を中核とした最先端の研究開発拠点です。
皇太子さまは、有機ELを使って様々な情報をメガネに映し出す技術などを興味深そうに見て回り、
「フランスの最近のテクノロジーの進捗は著しいですね」などと話されていたということです。
また、グルノーブルは、雅子さまが学生時代にフランス語の語学研修に来た場所で、
皇太子さまは、グルノーブル大学の関係者に「雅子も大変良い思い出だった」と話されていました。
この後、皇太子さまは、政府専用機でパリに入られました。
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye3469522.html


パリで「友好実感」と皇太子さま
仏語でスピーチ
【パリ共同】フランス滞在中の皇太子さまは11日午前(日本時間同日午後)、パリで歓迎行事に出席された。
午後には国民議会副議長主催の昼食会に招かれ、
「長い歴史の中で両国民が紡いできた強固な友好関係を実感しております」とフランス語でスピーチした。
パリ中心部のアンバリッド(廃兵院)での歓迎行事後には、パリ近郊の日本人学校を訪問。
小学4年の社会科授業で「水の使われ方」についての児童らの発表を聞いた皇太子さまは
「世界中の水についていろんなことを学んでください。水を大切にね」と語り掛けた。
2018/9/11 20:32
https://this.kiji.is/412209421513393249


訪仏の皇太子さま フランス語でおことば 昼食会で
毎日新聞2018年9月11日 20時31分(最終更新 9月11日 21時39分)
【パリ山田奈緒】フランス滞在中の皇太子さまは11日、
パリ市内で国民議会(下院)の副議長主催の昼食会に出席され、
「フランスに長く在住する日本人の方々や、日本と手を携えて活躍するフランス人の方々のお話を伺い、
両国民の強固な友好関係を実感しております」とフランス語でおことばを述べた。
皇太子さまは中学時代からフランス語を学んでいる。
前日まで南東部の都市リヨンに滞在していて、パリでの日程はこの日が初日。
昼食会に先立ち、アンバリッド(廃兵院)で歓迎行事が行われた。
仏政府の閣僚の出迎えを受け、儀仗(ぎじょう)隊を閲兵した。
https://mainichi.jp/articles/20180912/k00/00m/040/074000c


皇太子さま、パリの公園散策=カメラ片手、風景楽しむ
【パリ時事】フランス公式訪問中の皇太子さまは12日、
パリ市内の観光名所リュクサンブール公園を散策された。
この日は晴天に恵まれ、皇太子さまは「ボンジュール」と声を掛けたパリ市民に笑顔で応じるなどして
、園内の雰囲気を楽しんでいた。
グレーのジャケット姿の皇太子さまは、愛用のコンパクトカメラを片手に、園内を約30分間散策。
居合わせた日本人女性らに「旅行されているのですか?楽しんで」と声を掛けたり、
公園の風景を写真に収めたりと、終始リラックスした様子だった。
皇太子さまはこれに先立ち、パリ市内にある「ネッカー小児病院」を視察。
数日前に盲腸の手術を受けたばかりという少女(15)の病室を訪れ、
「早く良くなるといいですね」とお見舞いの言葉を掛けた。
 続いて、病院の付属研究所などに留学している日本人研究者らと面会。
「日本では小児科の先生が少なくなっていますが、フランスではどうですか」などと質問して回った。
(2018/09/12-23:08)
https://www.jiji.com/jc/article?k=2018091201118&g=ryl


皇太子さま 仏大統領を表敬訪問し 晩さん会に
2018年9月13日 7時04分
フランスを公式訪問中の皇太子さまは、マクロン大統領を表敬訪問したあと、歓迎の晩さん会に臨まれました。
皇太子さまは、現地時間の12日午後6時半すぎ、ベルサイユ宮殿に到着し、
出迎えたマクロン大統領と笑顔で握手を交わされました。
続いて懇談に移り、両国の国旗の前で大統領と親しく言葉を交わされました。
そして、皇太子さまは、大統領とともに、日本とフランスの友好160周年を記念して開かれている
イベント「ジャポニスム2018」の企画の1つの能を鑑賞したあと、
大統領が主催する歓迎の晩さん会に臨まれました。
晩さん会には両国の政府関係者などおよそ100人が招かれ、はじめにマクロン大統領がスピーチし、
西日本豪雨や北海道の地震を受けて、日本との連帯の気持ちを示しました。
続いて、皇太子さまがあいさつに立ち、日本国民への親愛と連帯に対する感謝の気持ちを表されました。
そのうえで、フランスを訪問して長い歴史の中で両国民が織りなしてきた強固な友好関係を実感しているとして、
「『ジャポニスム2018』等の機会を通して、日仏間の交流がさらに飛躍し、
両国民の絆がますます深まることを期待しています」と述べられました。
このあと乾杯が行われ、皇太子さまは大統領夫妻などと和やかに歓談されていました。

マクロン大統領 被災者に連帯の気持ち示す
フランスを公式訪問中の皇太子さまを歓迎する晩さん会を主催したマクロン大統領は、
「皇太子さまをここにお迎えできるのは私と妻、
そしてここにいるすべてのフランス人にとって、とても名誉なことです」と述べました。
そして、「7月に日本を襲った豪雨という試練に対してフランスの支援と友情を表明します。
北海道で起きた地震による苦難についても悲しく思っています」と述べ、
西日本豪雨や北海道で震度7の揺れを観測した地震などの被災者に対する連帯の気持ちを示しました。
このほか、日本とフランスの友好160周年を記念して開かれている「ジャポニスム2018」について、
「両国の限りなく続く絆、歴史、発見をさらに深める機会になることを確信しています」と述べました。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180913/k10011627581000.html


皇太子さまエッフェル塔の点灯式出席
毎日新聞2018年9月14日 10時17分(最終更新 9月14日 11時09分)
【パリ山田奈緒、賀有勇】フランス滞在中の皇太子さまは13日夜(日本時間14日未明)、
エッフェル塔のライトアップの点灯式に出席された。
塔の前にある国立シャイヨー劇場で皇太子さまが点灯ボタンを押すと、
パリのシンボルに、白や赤の光を使って日の出の様子が浮かび上がった。
ライトアップはパリで開かれている日本博「ジャポニスム2018」の一環。
皇太子さまは演出を手がけた照明デザイナーの石井幹子(もとこ)さん(79)と
長女の石井リーサ明理(あかり)さん(47)に「大変素晴らしいですね」と声をかけた。
点灯式に先立ち、パリ市立プチ・パレ美術館で同行記者団の取材に応じ
「フランスのみなさんの日本に対する関心の深まりを強く感じました」と今回の訪仏の感想を語った。
https://mainichi.jp/articles/20180914/k00/00e/040/247000c


2018.9.14 08:10
【皇太子さま仏ご訪問】「若い人同士の交流が友好親善の増進に」 一問一答
7日からフランスを公式訪問している皇太子さまは現地時間13日午後、
パリの美術館「プティ・パレ」で開催中の伊藤若冲展を鑑賞した後、
同行した宮内記者会の取材に応じられた。一問一答は以下の通り。

滞在中、数多くの行事に臨まれましたが、振り返って印象に残っていることや感想をお聞かせください

「まず最初にこの度の北海道での地震により亡くなられた方々に心から哀悼の意を表しますとともに、
ご遺族の皆様、そして被災された方々にお見舞いを申し上げます。
今回、日仏修好通商条約160周年という年に初めてフランスを公式訪問することができましたことを
大変うれしく思っております。今回ご招待いただいたフランス国政府に対して心からお礼を申し上げます。
私にとっては以前に、留学中にフランスを訪問したことはありますが、
今回7回目にして初めての公式訪問となりました。
昨晩はベルサイユ宮殿において、マクロン大統領ご夫妻に大変心温まる晩餐(ばんさん)会を催していただき、
大統領ご夫妻の心温まるおもてなしに心から感謝致します。そしてまた、最初に訪れたリヨンにおいても、
コロン内相はじめ多くの方々に本当に温かく迎えていただいたこと、
また、国民の皆様にも大変温かく迎えていただいていること、それに対して心から感謝致します。
今も申し上げましたように、フランスには以前留学中も含めて6回にわたって訪問をしておりまして、
そしてフランスのこの美しい景色、そして豊かな文化、歴史と伝統に満ちあふれたこの国のことについては
以前から私も承知しておりましたけども、今回こういう形でもって訪れてみまして、
フランスの方々が日本に対して非常に大変高い関心を寄せていただいていること、
そしてより多くの方が日本について知ろうとしておられるということを大変実感いたしました。
そしてまた、今回、場所としては例えばグルノーブルですとか、それからもちろんパリにおいても、
色んな場所で施設を訪問しましたけれども、それぞれの場所でもって日本人の方々も多く活躍しておられ、
そしてまたフランスでもっても、日本にゆかりのある方々とも多くお会いすることができました。
こういった多くの方々が相互に理解をさらに深め、そして日本の一般の方々も、
多くの方々がさらにフランスに対して関心を寄せられるようになると本当に良いと思います。
この日仏修好通商条約160周年というこの年、ジャポニスム2018年もありまして、
いろいろ各地でもってさまざまな行事が行われますけども、そういった諸行事を通じて、
日仏間の相互理解がさらに深まることを心から願っておりますし、
またこのたびの私の訪問が、そのための一助になるのであればと思っております。
さらに話を続けますと、日本とフランスとの関係は言ってみれば
絹を紡ぐということによって始まったわけですけれども、今回いろいろな施設を訪れてみまして、
そういった交流が文化、それから芸術、そしてさらに先端技術の分野においてもさらに深められて、
言ってみれば、美しいいろいろな色の下糸が紡がれて美しい織物が出来上がってくると、
そういうふうな過程を何か私自身目の当たりにしているような感じがして、大変うれしく思いました」

即位前最後の外国訪問となる可能性がありますが、殿下にとって改めて国際親善というのはどういうもので、
即位後の在り方について今回の訪問でヒントになるようなものはございましたでしょうか

「国際親善というのは、それぞれの国の人々がお互いの国を理解し、そして協力し合って、
そしてそういった良い関係を次の世代に語り継いでいくという、非常に重要な基盤となっていると思います。
そういう意味でも、皇室の場合でも両陛下がなさっておられますように、常に相手国と、
それから日本との歴史に思いを致して、そしてお互いの相互理解、
そして友好親善の増進にするためにはどうしたらいいかということを常に心に留めながら、
各地での諸行事に臨んでおられることと思います。私もそのような両陛下のなさりようをこれからも学び、
従ってそういうものを引き継いでいきたいと思います。
そしてまた、さらに言いますと、国と国との関係というのは、これはもう一人一人の、
人と人との関係によるものだと思います。今回もフランス国内でさまざまな、日本人で活躍している方、
そしてまた日本にゆかりのあるフランスの方々とお話をしまして、
そして、それぞれの皆さんがそれぞれの国に対して非常に強い思いを持たれていることを肌で感じました。
そのような良い関係、これを次の若い世代の人たちにもぜひ引き継いでいってもらいたいと思いますし、
そういったまた若い人たち同士の交流が今後さらに、
日本とフランスとの友好親善の増進につながるものではないかと思っております。

日本人学校の小学生の授業で殿下が水についてお話しされました。
ああいう場面はあまりないことだと思うのですが、どういうお気持ちでお話しされたのでしょうか

「たまたま参観した授業で水について、しかも子供たちがいい内容のある発表をしておりました。
それから学校の方からも何かコメントが…というお話もありましたし、
私自身も水の問題に取り組んできておりますし、次の世代を担う若い子供たちがやはり水問題について
より知識を深めてほしいという気持ちは強くありましたので、簡単ではありましたけれども、
私の方から私の思うことについてお話をさせていただきました」

日本語を学ぶ生徒の学校へのご訪問も含めて、若い世代と交流を深める機会も
今回の旅では多かったかと思いますが、今回の旅を通じて日本、フランス両国の
次世代を担う若者に対する思いを新たにされたことはありますか

「以前にもお話をしたことがあるかもしれませんが、いまはインターネットとか
さまざまな通信手段が発達していって、世界は本当に、例えば、
日本にいても世界中のさまざまな情報がすぐに手に取るようにわかるような時代になったと思います。
でもやはり、世界というのは行ってみなければわからないということがたくさんあると思います。
私自身もやはり留学生活を通じて、イギリスに行ったからこそわかること、新しい発見、
新しく学んだこと、色んな事があったと思います。そういう意味でもより多くの人たちが海外に出て、
そして自分の目でさまざまなものを確かめて、そして学んでいってもらいたいという風に思っています。
そして、そういうことを通じて相手国を知ることによってお互いの国の理解も深まり、
それが結果的に国際親善というものの発展につながっていくのではないかと思います」

今回、各ご視察先ですごく歓迎が大きかったなという印象を持ちました。
また、殿下ご自身も例えば補習校でのお声かけですとか、
あるいは障害者施設で手を取って一緒にリズムを取られるですとか、
目線を合わせて向き合っていらっしゃったなという印象だったんですけれども、
今回のご訪問で、国際親善の在り方というところで、手応えというものはございましたでしょうか

「先ほどもお話しましたように、やはり今回伺ってみて、
やはりフランスの皆さんの日本に対する関心の高まりというもの、これを私自身強く感じました。
それは1カ所に限らず、本当に訪問した各場所でそういうものを感じました。
そういうものをやはり受けて、私自身も微力ではありますけれども日本とフランスとの友好親善の増進に
少しでもお役に立てればという気持ちで今回の滞在中、過ごしてまいりました」

このところ殿下は若い世代の国際親善、
そういった思いをつないでいくんだという話をたびたび話されているように、
若い世代に視点を向けたお話を繰り返しされていますけど、
そういったものはどんどん積み重ねられてきたものなのか。
来年即位を迎えられますけれど、そういったご自身の今後の活動に向けたもの、
こうしていこうというふうに固まりつつあるということなんでしょうか

「それについてはやはり、私自身ももちろん留学もありましたし、少しずつそういうものを通して、
世界というものも、自分自身の世界も広がってきたと思いますし、また自分自身も年齢を重ねながら、
やはり次の世代の方々の活躍ということに、少しずつ考えを及ぼすようになってきたんだと思います。
ですから、だんだんいろいろな自分自身も経験を積むことによって、次の世代のことも考える必要が出てくる、
考えてくることが大切になってきたというふうに自分自身、自覚してきている、そういうことだと思います」

次世代という意味で言うと、マクロン大統領も年齢的には次世代の政治家かと思いますし、
殿下とお親しくお話しているのを拝見しましたけども、マクロン大統領のご印象は

「私も今回マクロン大統領とは初めてお会いしましたが、やはり若い世界のリーダー、
若いリーダーとして本当にフランスの国のことを考えて、フランスの国に対して奉仕をする。
そしてどういうふうに国を、フランスを導いていったらいいかということを真剣に追い求めておられて、
そしてまた諸外国との関係についても、非常に真剣に考えておられる。
そういったことが言葉の節々に感じましたし、私自身もそういう面で
今回マクロン大統領と初めてお会いをしまして、本当にいろいろなことを学ぶことができたように思います。
それと同時に非常に心温まる、しかもベルサイユ宮殿という場所でもって、
昨晩は晩餐会を開いていただいたわけですけども、マクロン大統領ご夫妻の非常に細かいお心遣い、
そういったものを大変ありがたく思いました」
http://www.sankei.com/life/print/180914/lif1809140004-c.html


2018.9.15 11:45
皇太子さま、フランスからご帰国
フランスを訪問していた皇太子さまは15日午前、羽田着の政府専用機で帰国された。
日本との友好160周年を迎えての初の公式訪問で、7~14日にリヨンとパリにご滞在。
マクロン大統領夫妻主催の晩餐会で日仏の招待客と交流するなど友好親善に励まれた。
帰国後、宮内庁東宮職を通じ、日仏関係が養蚕・絹織物から始まったことを踏まえ
「交流分野が広がるにつれて、様々な色に染まった糸も生まれ、
今や、多彩な色の糸が織りなす美しい織物に発展しつつあることを、
とてもうれしく思います」との感想を示された。
http://www.sankei.com/life/news/180915/lif1809150020-n1.html


2018.9.15 11:47
皇太子さま「自然体」の国際親善 フランスご訪問
皇太子さまが即位前最後の外国訪問とみられるフランスへの旅を終えられた。
国内外で長年力を入れる子供たちと触れ合われる機会を多く持ち、
時々での臨機応変の振る舞いは、新天皇の飾らない人柄として好意的に受け止められた。
国際親善のあり方を「自然体」(側近)のつながりに見いだされようとしている。
「地球は水の惑星ですが…」。滞在5日目の11日に視察されたパリ近郊の日本人学校。
皇太子さまは小学4年の授業で水の使われ方についての発表を聞いた後、
感想を求められ、おもむろに話し始められた。
ライフワークの「水問題」に関する即席のご講義。13日に取材に応じた皇太子さまは
「次の世代を担う若い子供たちが水問題について
知識を深めてほしいという気持ちは強くあります」と説明された。
同校の帰り際には、女子生徒に「フランスの友達にも日本のことを伝えてください」とも語りかけられた。
取材に「国際親善は互いの国を理解し協力し合って、良い関係を次の世代に語り継いでいく重要な基盤」
「国と国との関係は人と人との関係」と強調された皇太子さま。
補習授業校、日本語を教える現地校などの視察先でも日仏両国の子供たちと交流された。
要人との食事会でも皇太子さまらしい気遣いを見せ、
公にされずに学んでいた相手の母国語・フランス語でのスピーチをご披露。
一方で「若い世界のリーダー」と評した大統領との初対面の場では通訳抜きの英語で会話し
「隠し事なしの人柄が伝わり、距離を縮められた」(側近)。
現在はスペイン語の習得も目指されている。(伊藤真呂武)
http://www.sankei.com/life/news/180915/lif1809150021-n1.html


皇太子殿下のご感想
平成30年9月15日(土)
フランスご訪問を終えて
http://www.kunaicho.go.jp/page/okotoba/show/31#135