医師団の見解2006・2007

2006
皇太子妃殿下のお誕生日に際しての東宮職医師団見解
妃殿下におかれましては、徐々にではありますがご快復に向かわれており、
今後も焦ることなくひとつひとつ可能な活動を積み重ねていただくことが重要だと考えております。
今年は、まだ体調に波がおありの中、日常のご活動に加えて、オランダのご静養や奈良県への地方行啓など、
活動の範囲を広げるようにご努力いただいたことは、治療を進めるうえでとても有意義でありました。
また、今年から愛子内親王殿下のご通園が始まりましたが、
幼稚園生活をはじめとして育児に心を配られていることは、
妃殿下の心身のご健康にとっても大きな意味があるものと考えております。
なお、妃殿下のご活動の幅はこのように広がってきてはいらっしゃいますが、
ご活動の後に予想以上の疲れが残られるために、
ご自身が思っていらっしゃるようには行動がおできになれないこともあり、
引き続きご治療が必要な状態でいらっしゃいます。
(2006年12月9日 読売新聞)

2007
妃殿下におかれましては、この一年も、依然としてご体調には波がございましたが、
前向きに頑張られるお気持ちを強くお持ちになられて、真摯に努力を重ねてこられました。
そして、愛子内親王殿下の育児を中心に日常のご活動を続けられ、
公私を問わず、ご活動にも広がりが出てこられております。
ご公務に関しましては、東宮御所や都内でのご活動に加えて、
長野県と徳島県の地方行啓にもお出かけになりました。
このようなご活動の積み重ねは、ご快復のために必要な自信につながるものであり、
治療的に大きな意味があったと考えております。
こうしたご活動の後には依然としてお疲れが残られますが、
以前にくらべるとご回復が早くなっていらっしゃいます。
適応障害は、世界的に広く受け入れられているアメリカ精神医学会の基準でも、
長く持続することがあるとされているものであり、
妃殿下におかれましても、なお治療が必要な状態が続いております。
しかし、ご自身のご努力はもちろんのこと、皇太子殿下のお力添えもあり、
少しずつ着実に快方に向かっていらっしゃいます。
http://sankei.jp.msn.com/culture/imperial/071209/imp0712090510002-n1.htm