秋篠宮両殿下東日本大震災追悼式2018

2018.3.11 15:47
【東日本大震災7年】政府主催追悼式、秋篠宮さまお言葉全文
2011年3月11日、東北地方を中心に東日本を襲った未曽有(みぞう)の地震とそれに伴う津波により、
2万人を超える死者及び行方不明者が生じました。
震災発生後、刻々と伝えられる現地の状況と押し寄せてくる津波の映像は、
7年を経た今でも決して脳裏から離れるものではありません。
ここに一同と共に、震災によって亡くなった人々とその遺族に対し、深く哀悼の意を表します。
大震災からの7年間、被災地において、人々は幾多の困難を乗り越え、手を携えて、
復興に向けての努力を弛(たゆ)みなく続けてきました。こうした努力を支援するため、国や全国の自治体、
そして国内外の多くの人々が、様々な形で力を尽くしてきました。
その結果、住宅の再建や高台移転、産業の回復、生活環境の整備、防災施設の整備など多くの進展が見られました。
また、原発事故により避難を余儀なくされた地域においても、
帰還して生活を再開できる地域が少しずつ広がってきております。
多くの悲しみや困難の中にあった子どもたちも、未来に向けてたくましく成長しています。
しかし、その一方では、今なお多くの被災者が、被災地で、また、避難先で、
依然として不自由な生活を続けている厳しい現実があります。
とりわけ、帰宅可能な地域が広がる中、いまだに自らの家に帰還する見通しが立っていない人々も多いこと、
基準に照らして放射線量の問題がない場合であっても、農林水産業などに影響が残っていることを思うと、
心が痛みます。さらに、避難生活が長期化する中で、
高齢者を始めとする被災者の心身の健康のことは、深く心に掛かります。
困難な状況にいる人々、一人ひとりが取り残されることなく、健やかで平穏な生活を送ることができるよう、
また復興の歩みが着実に進展していくよう、これからも国民が心を一つにして
被災した地域や人々に末永く寄り添っていくことが大切でありましょう。
東日本大震災の大きな犠牲の下で、私どもは日頃の防災訓練や防災教育、
そして過去の災害の記録と記憶の継承がいかに大切であるかを学びました。
この教訓を決して忘れることなく、私たち皆が防災、減災の心を培うとともに、それを次の世代に引き継ぎ、
災害の危険から多くの人々が守られることを心より願っております。
今なお困難を背負いながらも、復興に向けて日々努力を続けている人々に思いを寄せ、
一日も早く安らかな日々が戻ることを皆で祈念し、御霊(みたま)への追悼の言葉といたします。
http://www.sankei.com/life/news/180311/lif1803110038-n1.html

政府主催の式、遺族らが追悼の言葉 東日本大震災7年
緒方雄大
2018年3月11日17時03分
東日本大震災の発生から11日で7年を迎えた。死者は1万5895人、行方不明者は2539人、
震災関連死は3647人にのぼる。今も約7万3千人が全国で避難生活を続けている。
大きな揺れを記録した午後2時46分、各地で犠牲者に祈りが捧げられた。
政府主催の「東日本大震災7周年追悼式」は11日午後、東京都千代田区の国立劇場で行われた。
秋篠宮ご夫妻や安倍晋三首相、遺族ら約870人が参列した。
安倍首相は式辞で、原発事故の被災地で避難指示が順次解除されている点などに触れつつ、
教訓を胸に、「災害に強い、強靱(きょうじん)な国づくりを進めていく」と話した。
秋篠宮さまは「避難生活が長期化する中で、高齢者を始めとする被災者の心身の健康のことは、
深く心に掛かります」と述べた。
遺族からは岩手県代表の磯崎一元(かずもと)さん(73)、宮城県代表の小野寺秀俊(ひでとし)さん(69)、
福島県代表の五十嵐ひで子さん(70)がそれぞれ追悼の言葉を述べた。
5周年までは天皇、皇后両陛下が式典に出席し、天皇陛下がおことばを述べてきた。
5年の節目を過ぎ、昨年から秋篠宮ご夫妻が出席している。
両陛下はこの日、皇居内で発生時刻にあわせて黙禱(もくとう)した。(緒方雄大)
https://www.asahi.com/articles/ASL393G3DL39UTIL00T.html

両陛下が黙とう=発生時刻、皇太子ご一家も-東日本大震災7年
宮内庁は11日、天皇、皇后両陛下が東日本大震災の発生時刻に合わせ、
皇居内の宮内庁病院で黙とうされたと発表した。天皇陛下はこの日、同病院で定例検査を受診。
1月の定例検査の際、積み残しになっていた検査を受けた。
皇太子ご夫妻も追悼式に合わせ、長女愛子さまと共に東宮御所で黙とうした。
両陛下は震災発生から5年を迎えた2016年まで追悼式に毎年出席。17年から秋篠宮ご夫妻が引き継いだ。
(2018/03/11-16:34)
https://www.jiji.com/jc/article?k=2018031100349&g=ryl

両陛下 発生時刻に黙とう、政府主催の追悼式には秋篠宮ご夫妻
東日本大震災発生から7年
天皇、皇后両陛下は、陛下の定例健康診断のためにそろって訪れていた宮内庁病院で、
発生時刻に合わせて黙とうされた。
宮内庁侍従職が明らかにした。
両陛下は発生5年の節目だった2016年まで、政府主催の追悼式に毎年出席していたが、
昨年からは、秋篠宮ご夫妻が足を運び「お言葉」を述べている。
発生10年の節目となる21年には、新天皇、皇后となっている皇太子ご夫妻の出席が検討されることになるという。
[ 2018年3月12日 05:30 ]
http://www.sponichi.co.jp/society/news/2018/03/12/kiji/20180311s00042000429000c.html