天皇ご一家 皇室報道を批判 (産経97.2.23)

天皇ご一家 皇室報道を批判 (産経97.2.23)

型にはまったイメージでみられがちで、ある特定の部分が強調される-。
皇太子さまは記者会見で、自らマスコミの皇室報道に言及し、こう述べられた。
昨年十一月、週刊誌の記事に反論した秋篠宮さまをはじめ雅子さま、天皇陛下、そして今回の皇太子さまと、
天皇ご一家はそれぞれの言葉で国内外の皇室報道の在り方を批判されている。

秋篠宮さま(平成八年十一月三十日付) 
「(週刊新潮が報じた女性問題について)火のないところに煙が立った。
非常に想像力の豊かな人がそういう記事を書いたんだとは思いますけれど、
完全に事実と異なる報道がなされたことに、不満を持っています」

雅子さま(十二月九日付)
 「(ニューズウィークなどの報道について)皇室なり、宮内庁なり私に対して一定の先入観を持って、
あるいは事実に基づかない憶測というものを中心として議論を進めているもの、
そしてまたさらに、その上にとてもセンセーショナルな見出しが付けられたりしていることがよくございます」

天皇陛下(十二月二十三日付)
 「(週刊新潮が、川嶋辰彦・学習院大教授が陛下に苦言を呈したと報じた問題で記事を否定して)
間違っているということがほとんど確実であっても、
絶対にそれが間違いであるということを証明することは、非常に難しいわけなんです。
そして、その文献がずっと後でも引用されて、非常に奇妙な分布というものが示される」

また、誕生日(十月二十日)に際し宮内記者会の質問に、文書で答えられた皇后さまは、
「常に国民の関心の対象となっているというよりも、国の大切な折々にこの国に皇室があってよかったと、
国民が心から安堵(あんど)し喜ぶことのできる皇室でありたい」と述べ、
間接的ながら過剰な皇室報道を戒められている。

http://www01.sankei.co.jp/databox/paper/9702/html/0223side11.html