皇后陛下のご養蚕

政府インターネットテレビ
2014/2/14

皇后陛下のご養蚕
皇后陛下は,昭憲皇太后が明治4年にお始めになったご養蚕を香淳皇后からお引き継ぎになりました。
皇后陛下は,毎年,春から初夏にかけ,ご公務の合間や休日に,しばしば,
皇居内の紅葉山御養蚕所や桑園にお出ましになり,養蚕の様々な作業に携わっておられます。
これらの作業のご様子やお育ての蚕の一品種「小石丸」の生糸が
正倉院宝物の古代裂の復元に役立てられていることなどを映像で紹介します。
http://nettv.gov-online.go.jp/prg/prg9310.html


パリで「皇室と養蚕」展=悠仁さまの産着など展示-仏
【パリ時事】皇室と養蚕との関わりや、養蚕を通じた日本とフランスの交流を紹介する展示会が
パリで開催されることになり、会場のパリ日本文化会館で18日、関係者による内覧会が催された。
一般公開は19日から4月5日まで。
会場には、奈良時代に聖武天皇の肘つきに用いられた錦を復元した「紫地鳳唐草丸文錦」や、
天皇陛下が数え年6歳の時に宮中儀式で着用された「落瀧津文様御服」、
秋篠宮ご夫妻の長男悠仁さまの産着「お初召(うぶめし)」など53点を展示。
歴代皇后を引き継いだ皇后さまの養蚕への取り組みを紹介するパネルも展示された。
フランスでは19世紀、微粒子病でカイコが大きな打撃を受けた際、
ナポレオン3世の依頼で日本が贈ったカイコの卵により養蚕業が危機を脱した。
また、日本初の機械製製糸工場として知られる富岡製糸場にはフランスの製糸機が導入され、
フランス人技師が指導に当たるなど、日仏は養蚕を通じた交流の歴史がある。
(2014/02/19-08:33)
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201402/2014021900157&g=soc

パリで皇后さまの「養蚕展」 開幕控えレセプション
【パリ共同】皇后さまの養蚕などを紹介する展覧会「蚕―皇室のご養蚕と古代裂・日仏絹の交流」が
19日から始まるのを前に、会場のパリ日本文化会館で18日、関係者を集めて内覧会とレセプションが行われた。
皇室の養蚕は1871年(明治4年)、昭憲皇太后が養蚕業奨励のために始め、代々の皇后に引き継がれてきた。
会場には、秋篠宮家の長男悠仁さま(7)がお宮参りに当たる宮中祭祀で着た産着「御初召」や、
天皇陛下の幼少時の振り袖、皇后さまのドレスなど50点以上が展示された。
http://www.47news.jp/CN/201402/CN2014021901001396.html

皇室ウイークリー
15日~21日 皇后さまご養蚕、パリで紹介 悠仁さまの「お初召」初公開
2014.2.23 08:13
(一部)
宮内庁などが企画し、皇后さまのご養蚕などを紹介する展覧会
「蚕-皇室のご養蚕と古代裂・日仏絹の交流」が19日、フランスのパリ日本文化会館で始まった。
皇后さまが代々の皇后から引き継ぎ、皇居で携わっておられる養蚕の様子を紹介するほか、
天皇陛下が幼少時にお召しになった振り袖や、皇后さまのイブニングドレスなどが初めて展示されている。
秋篠宮ご夫妻の長男、悠仁(ひさひと)さまがお宮参りに当たる宮中祭祀で着用された産着
「お初召(うぶめし)」も初公開。皇后さまが育てられた日本原産の蚕「小石丸」の生糸で織られ、
平成18年11月、悠仁さまが皇居の宮中三殿を参拝される際の衣装として両陛下から贈られた。
展覧会の図録には、皇后さまから秋篠宮ご夫妻の長女、眞子さまへのお手紙が紹介されている。
眞子さまが学習院初等科3年生の時、お年寄りの世代がかつて行っていた手仕事について調べる宿題で、
皇后さまのご養蚕についてお尋ねになったのに対し、皇后さまがつづられたものだ。
皇后さまは「眞子ちゃん」と呼びかけ、ご自身は「ばあば」と表現されている。
皇后さまは「今はばあばが養蚕(ようさん)のお仕事をしていますが、
このお仕事は、眞子ちゃんのおじじ様のひいおばば様の昭憲(しょうけん)皇太后(こうたいごう)様、
おばば様の貞明(ていめい)皇后(こうごう)様、そしてお母様でいらっしゃる
香淳(こうじゅん)皇后(こうごう)様と、明治(めいじ)、大正(たいしょう)、
昭和(しょうわ)という三つの時代をとおってばあばにつたえられたお仕事です」と語りかけ、
丁寧に作業の様子をご説明。難しい漢字には読みやすいよう仮名が振られるなど、
皇后さまの優しいお気持ちがあふれている。
http://sankei.jp.msn.com/life/news/140223/imp14022308160002-n2.htm

皇后陛下御養蚕 眞子様へのお手紙

【皇室ウイークリー】(319)
皇后さまのご養蚕の様子、パリで紹介 「ばあば」から眞子さまへのお気持ち伝わる手紙の内容は…
宮内庁などが企画し、皇后さまのご養蚕などを紹介する展覧会「蚕-皇室のご養蚕と古代裂・日仏絹の交流」が
19日、フランスのパリ日本文化会館で始まった。
皇后さまが代々の皇后から引き継ぎ、皇居で携わっておられる養蚕の様子を紹介するほか、
天皇陛下が幼少時にお召しになった振り袖や、皇后さまのイブニングドレスなどが初めて展示されている。
秋篠宮ご夫妻の長男、悠仁(ひさひと)さまがお宮参りに当たる宮中祭祀で着用された
産着「お初召(うぶめし)」も初公開。
皇后さまが育てられた日本原産の蚕「小石丸」の生糸で織られ、
平成18年11月、悠仁さまが皇居の宮中三殿を参拝される際の衣装として両陛下から贈られた。
展覧会の図録には、皇后さまから秋篠宮ご夫妻の長女、眞子さまへのお手紙が紹介されている。
眞子さまが学習院初等科3年生の時、お年寄りの世代がかつて行っていた手仕事について調べる宿題で、
皇后さまのご養蚕についてお尋ねになったのに対し、皇后さまがつづられたものだ。
皇后さまは「眞子ちゃん」と呼びかけ、ご自身は「ばあば」と表現されている。
皇后さまは「今はばあばが養蚕(ようさん)のお仕事をしていますが、
このお仕事は、眞子ちゃんのおじじ様のひいおばば様の昭憲(しょうけん)皇太后(こうたいごう)様、
おばば様の貞明(ていめい)皇后(こうごう)様、
そしてお母様でいらっしゃる香淳(こうじゅん)皇后(こうごう)様と、
明治(めいじ)、大正(たいしょう)、昭和(しょうわ)という
三つの時代をとおってばあばにつたえられたお仕事です」と語りかけ、
丁寧に作業の様子をご説明。難しい漢字には読みやすいよう仮名が振られるなど、
皇后さまの優しいお気持ちがあふれている。
http://www.sankei.com/life/news/140222/lif1402220021-n1.html


天皇陛下が「着袴の儀」でお召しになった振り袖「落瀧津文様御服(おちたきつもんようのおんふく)」。
平安時代末の和歌にちなむ伝統的な意匠で、瀧が勢いよく流れ落ちる様子には長寿の願いが込められている。
ご両親の昭和天皇、香淳皇后から贈られたもの(宮内庁提供)
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18日、フランスのパリで行われた皇后さまの養蚕展の内覧会で、
展示された秋篠宮ご夫妻の長男、悠仁さまの産着「お初召」(共同)
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http://sankei.jp.msn.com/life/news/140222/imp14022207010001-n1.htm


平成23年歌会始
文仁親王妃紀子殿下
 天蚕(やままゆ)はまてばしひの葉につつまれてうすき緑の繭をつむげり

悠仁親王殿下は、昨年五月下旬に皇后陛下からきれいな緑色の天蚕を頂かれ、
まてばしいの葉を与えて育てられました。
毎日、天蚕が成長する様子をご関心をお持ちになりながら観察され、
食べる葉が少なくなると、新しい葉の茂る枝を与えられました。
二週間ほどして、天蚕は、何枚かのまてばしいの葉に包まれるように、美しいうす緑色の繭を作りました。
秋篠宮妃殿下は、悠仁親王殿下がお世話をされた天蚕が美しい繭を作った時の情景を、
このお歌にお詠みになりました。
http://www.kunaicho.go.jp/culture/utakai/odai.html


皇后陛下お誕生日に際し(平成14年)
眞子も佳子も,小さい時からよく両親につれられて御所に来ており,
一昨年ごろからは,両親が留守の時には,二人だけで来ることもできるようになりました。
(中略)養蚕のときに,回転まぶしの枠から,繭をはずす繭掻きの作業なども,
二人していつまでも飽きずにしており, 仕事の中には遊びの要素もあるのかもしれません。(後略)
http://www.kunaicho.go.jp/okotoba/01/kaiken/gokaito-h14sk.html


(財)大日本蚕糸会
シルクだより(2001年4月)
皇后陛下美智子さまと養蚕 財団法人大日本蚕糸会常務理事  佐藤 豊
美智子さまは飼育期間約1ヶ月の間に20 回以上もご養蚕所においでになった年もあり、
忙しいときは他の行事へのお出ましのまま割烹着ご持参で給桑作業をされることもあるらしい。
ご養蚕中のご質問もかなり技術的に高度かつ幅広い内容のものが多く、
飼育主任も即答できないものもあるようだ。
桑収穫や桑葉のきざみ作業などはもちろん、
小石丸の上蔟に適した改良藁蔟を何日もかかって手作りされる徹底ぶりと聞く。
また、秋篠宮ご一家や紀宮さまを蚕室にご案内され蚕のことをご説明にもなるそうだ。
http://www.silk.or.jp/tayori_pdf/05.pdf


週刊文春2012年4月5日号
千代田関係者が話す。
「皇后さまは、御養蚕にそれは熱心に取り組んでおられます。
毎年の御養蚕は、皇后さまが養蚕の神に拝礼される『御養蚕の儀』という儀式に始まって、
お忙しいご公務の合間に、皇后さまは何度も御養蚕所に足を運ばれ、
作務衣姿で作業をなさっています。そして、とれた絹糸と真綿を神様にお供えし、
『御養蚕納の儀』を執り行われ、その年の御養蚕が終わるのです」
御養蚕は皇后がなさる重要な行事のひとつなのだ。
「この伝統を、もちろん雅子さまにも受け継いでいってもらいたい、というお気持ちは強いでしょう。
しかし、実際に御養蚕の伝統をより熱心に学ばれているのは、将来皇后になられる雅子さまではなく、
紀子さまとお子様たちです。給桑などの作業を手伝われたりもされています。
今回の展覧会でも、紀子さまはそのお取組みを眞子さまや佳子さまにも積極的に学ばせていました。
去年も、皇后さまからいただいた『ヤママユ』という種の蚕を、
虫の好きな悠仁さまがマテバシイという木の葉を与えて育てられたそうです」(同前)
この展覧会の図録には、皇后が初等科三年生だった眞子さまに宛てられた、
御養蚕について綴られたこんな手紙が掲載されている。
<おととし眞子ちゃんはこのまゆかきの仕事をずいぶん長い時間手伝って下さり、
ばあばは眞子ちゃんはたいそうはたらき者だと思いました>
千代田関係者が続ける。
「その図録を、紀子さまは悠仁さまに見せながらご説明されていました。
悠仁さまは様々な種類の繭を見て『これは何て名前なの?』とか、
皇后さまが作られた絹糸で復元された正倉院の“地獄絵”を見て、
『なんで火をつけてるの?』と可愛らしい質問をされていました。
御養蚕の素晴らしさをお子様たちが知ることを、皇后さまも喜ばれているに違いありません。 



雅子さま、素手で蚕を触れない!? 迫りくる皇后教育の壁
社会週刊新潮 2017年2月16日梅見月増大号掲載

この“手”にかかっている
まだ先の話、と誰もが思っていたが……。
2019年元日から新元号に変わるとすれば、2年足らずで「雅子皇后」が誕生する。
美智子さまから皇后としてのお勤めが引き継がれるわけだが、
中でも重要なのが、“御養蚕”。これが皇后教育の“壁”になるのではと、懸念の声が上がっている。
 ***
もっとも、美智子皇后が行ってこられたご公務のすべてを雅子妃が引き継ぐ必要はないという。
皇室ジャーナリストが解説する。
「皇后さまのお仕事は、あくまで天皇陛下のご公務を一緒に行うことに尽きます。
ですからそれ以外、例えば、皇后さまが熱心に携わっていらっしゃる児童への図書普及の取り組みは、
基本的に私的なご行為です。
それを、雅子妃が義務的に引き継ぐ必要はありません。
むしろ、雅子妃が独自に関心のある事柄への取り組みが、新たに行われることになるかもしれません」
しかし、先に触れた「御養蚕」だけは、他の私的行為とは事情が異なる。
宮内庁担当記者が言う。
「皇室と養蚕のつながりは古く、日本書紀にも記述があるほどです。
長らく途絶えていた期間もありましたが、明治時代に昭憲皇太后が復活させました。
それ以降、養蚕の仕事は、歴代皇后陛下の仕事として、受け継がれてきています」
皇居中央にある紅葉山御養蚕所で育てている代表的な蚕は「小石丸」と呼ばれる種類。
その絹は、正倉院の宝物を修復するために使われている。
■“まあ、かわいい”
皇室ジャーナリストの渡辺みどり氏の解説。
「小石丸は古来種ゆえ産卵数が少なく、病気にも弱い。少しの環境変化にもとても敏感です。
飼育には専門的な知識とかなりの手間を要し、一度は飼育の中止も検討されました。
しかし、美智子さまの『後世に残したい』とのお考えで、継続することになったのです」
御養蚕の様子は折に触れメディアに公開されている。
取材した記者の話。
「蚕を網に移す“上蔟(じょうぞく)”の際には、美智子さまは目の前で蠢く数百匹の蚕を前に、
『まあ、かわいい』と微笑みながら素手で取り上げて、丁寧に網に移していましたよ。
初めて取材する、虫が苦手な記者は、その光景に目を背けていましたね。
マスコミに公開している以外にも、蚕に関する作業はかなりこなしておられます」
その意義はというと、
「養蚕はかつては米作りと並び、日本の農家を支えてきた大きな柱のひとつでした。
米作を天皇陛下が行い、養蚕を皇后さまが執り行うことによって、
日本農業の伝統を後世に伝えつつ、豊穣を祈念されているのです」(同)
実はこの作業、秋篠宮紀子さまを始め、眞子さま、佳子さまも手伝っているが、
「義務ではないにせよ、慣例上雅子さまが引き継ぐもの。紀子さまが継ぐわけにはいかないんですが……」
と、宮内庁関係者は頭を悩ませる。
「雅子さまは結婚当初こそ、何度か見学されていましたが、実際に作業をされたことはない。
しかも、ご体調を崩されてからは、御養蚕所に足を運ばれたこともなく、蚕に触れたことさえありません。
もちろん、手順や作法については既に習っておられるはずですが、
美智子さまの思いを引き継ぐには、一緒に作業されることが望ましい。
このままでは、形だけ引き継いで、作業は職員に丸投げされるのかもしれません……」
簡単に越えられない壁が立ちはだかっているのだ。
https://www.dailyshincho.jp/article/2017/02180558/?all=1

養蚕 引継ぎ