両陛下 ご結婚50年

天皇皇后両陛下御結婚満50年に際して(平成21年)
http://www.kunaicho.go.jp/okotoba/01/kaiken/kaiken-h21-gokekkon50.html


天皇、皇后両陛下 ご結婚50年 心を込めて「感謝状」
4月10日5時1分配信 毎日新聞
天皇、皇后両陛下は10日、結婚50年を迎えた。
同日は午前中から皇居・宮殿で祝賀行事があり、皇太子ご夫妻や皇族方が祝賀を述べる。
また、今年、金婚式を迎える全国の夫婦101組が招待された茶会が宮殿であり、両陛下と懇談する。
両陛下は結婚50年を前に宮殿で会見した。陛下は皇后さまに対する気持ちとして
「何事も静かに受け入れ、私が皇太子として、また、
天皇として務めを果たしていくうえに、大きな支えとなってくれました」と話した。
また「結婚50年にあたって贈るとすれば『感謝状』です」「本当に50年間よく努力を続けてくれました。
その間にはたくさんの悲しいことやつらいことがあったと思いますが、
よく耐えてくれたと思います」と気遣った。
さらに「結婚50年を本当に感謝の気持ちで迎えます」
「私ども2人を50年間にわたって支えてくれた人々に深く感謝の意を表します」と述べたが、
発言中に感極まって言葉に詰まる場面もあった。
皇后さまは「50年の道のりは、長く、時に険しくございましたが、
陛下が日々真摯(しんし)に取るべき道を求め、指し示してくださいましたので、
こんにちまでご一緒に歩いてくることができました」と陛下と笑顔を交わしながら話した。
皇后さまは84(昭和59)年の銀婚式を前にした会見で、陛下に対して「感謝状を」と述べたが、
今回も「何かこれだけでは足りないような気持ちが致しますが、
心を込めて『感謝状』をお贈り申し上げます」と心情を示した。
【真鍋光之】

写真特集
天皇、皇后両陛下ご結婚50年 これまでの歩み(2009年4月掲載)
http://mainichi.jp/graphs/20160808/hpj/00m/040/003000g/1

お互いに「感謝状を」…天皇・皇后両陛下、ご結婚50年
(読売新聞 - 04月10日 05:02)
天皇、皇后両陛下は10日、ご結婚50年を迎え、祝賀行事に臨まれる。
これに先立ち、両陛下は皇居・宮殿で記者会見し、50年を迎えるにあたっての感想を述べられた。
お二人は互いに感謝の気持ちを繰り返し口にされ、
天皇陛下が会見中、感極まって声を詰まらせる場面もあった。
相手に贈る言葉としては、お二人とも「感謝状を」と述べられた。
両陛下は1959年4月10日に結婚。89年1月7日、第125代天皇として陛下が即位された。
記者会見で陛下は、「産業を発展させて国民生活が向上し始めた時期でありました」などと
50年前の日本を振り返ったうえで、その後の公害問題や沖縄の復帰などに触れ、
「私どもはこのように変化してきた日本の姿と共に過ごしてきました」と述べられた。
続いて、初めて民間出身の皇太子妃として皇室に入った皇后さまについて
「私の立場と務めを重んじ、昭和天皇をはじめ私の家族を大切にしつつ、
私に寄り添ってくれたことをうれしく思っています」。
皇后さまも「普通の家庭から新しい環境に入りました時、
不安と心細さで心がいっぱいでございました」と結婚当時の心境を語ったあと、
「陛下のおそばで金婚の日を迎えられることを本当に夢のように思います」と感謝の言葉を返された。
25年前の銀婚式の会見では、それぞれ相手に向けて「努力賞」(天皇陛下)、
「感謝状」(皇后さま)と述べ合ったが、今回は陛下が「贈るとすれば感謝状です」と話され、
皇后さまも「やはり心を込めて感謝状をお贈り申し上げます」と述べられた。
両陛下は時折、互いを慈しむように見つめ合い、
また、感謝の気持ちを伝え合うように小さくおじぎを繰り返された。
また、陛下が「結婚50年を本当に感謝の気持ちで迎えます」と述べた際には、
声を詰まらせ、涙ぐむような表情を浮かべられた。
陛下は会見の冒頭、国民に感謝の意を示したうえで、
「厳しい経済情勢のさなかであり、祝っていただくことを心苦しくも感じています」と述べられた。
10日は、午前中から三権の長や皇族方のお祝いを宮殿で受けるほか、
午後には、同じく今年が結婚50年にあたる100組の夫婦を招いて茶会を催される。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090409-00001262-yom-soci

両陛下、結婚50年 「感謝の気持ちで迎えます」
2009年4月10日5時1分
天皇、皇后両陛下は10日、ご結婚50年を迎えた。
お二人はこの日、三権の長や皇族方、賓客らのお祝いを受けるほか、
皇太子さまら家族と会食などをする。
天皇陛下は8日夕に臨んだ記者会見で「結婚50年を本当に感謝の気持ちで迎えます」と語り、
言葉を詰まらせる場面もあった。
天皇陛下は皇后さまについて、「本当に50年間よく努力を続けてくれました。
その間には、たくさんの悲しいことやつらいことがあったと思いますが、
よく耐えてくれたと思います」と述べた。
皇后さまは「陛下は誠実で謙虚な方でいらっしゃり、また、常に寛容でいらしたことが、
私がおそばで50年を過ごしてこられた何よりの支えであったと思います」と語った。
両陛下は1957年8月、軽井沢のテニスコートで出会い、友人たちに支えられ、約1年8カ月後に結婚した。
民間から嫁いだ皇后さまは常に国民の注目の的だった。
皇太子さま、秋篠宮さま、黒田清子さんの3人のお子さまは結婚し、4人のお孫さまも健やかに成長している。
一方、両陛下は繰り返し口にしてきた「国民とともに」の言葉通り、
即位後15年で全47都道府県を回るなど公務にも積極的に取り組んできた。
大きな災害の現場には常に出向いて被災者を励まし、福祉関係施設への訪問は通算450カ所以上に及んでいる。
沖縄戦終結の日、広島、長崎の原爆投下の日、終戦記念日――。
これらは「忘れてはならない四つの日」として毎年黙祷(もくとう)をささげ、
戦後50年と60年の節目には沖縄や広島、サイパン島に慰霊の旅を続けた。
親善の海外渡航にも積極的で、公式訪問した国はお二人合わせて48カ国に上る。
天皇陛下は75歳、皇后さま74歳。お二人とも体調を崩すことはあるが、
今でも一緒にテニスや散歩を楽しんでいる。
11月には、即位の礼から20年目の節目を迎える。
http://www.asahi.com/national/update/0409/TKY200904090266.html


結婚50年 両陛下、祝福に笑顔
2009年4月11日0時36分(朝日新聞)
天皇、皇后両陛下がご結婚50年を迎えた10日、
皇居内では全国から金婚夫婦が出席した茶会が開かれるなど、さまざまな祝賀行事が行われた。
宮内庁前の記帳所には約7千人が訪れ、午後1時半ごろには両陛下も姿を見せた。
皇宮警察本部音楽隊が50年前のご成婚パレードの際に流れた
「祝典行進曲」を演奏するなか、両陛下は車に乗って現れた。
いすに腰掛けて2曲を鑑賞すると、人垣のすぐそばまで歩み寄り、
一人ひとりに 「今日はどうもありがとう、皆さんもお元気で」などと声をかけ、何回も手を振った。
現場では歓声と拍手が起き、「おめでとうございます」の声があがった。
最前列にいた東京都内の主婦小向靖子さん(61)は
「初めて記帳に来たのに、直接陛下とお話しできるなんて。もう大感激です」と話した。
金婚夫婦との茶会では、両陛下と同じこの日に結婚記念日を迎えた
長野県安曇野市の山田安子さん(75)が代表してあいさつし、乾杯の音頭をとった。
続いて天皇陛下が「みなさんの結婚50年をお祝いして杯を上げたい」と声を上げ、
陛下の音頭で2度目の「乾杯」をした。
約40分間、両陛下は金婚夫婦との会話を楽しんだ。
岩手・宮城内陸地震で被害を受けた宮城県栗駒町(現・栗原市)の元町長三浦弘彰さん75)は、
両陛下から「これからも一日も早い復興を願っています」と言葉をかけられた。
妻文子さん(71)も皇后さまから「お互いに元気でね」と言われ、「胸がいっぱいになりました」という。
http://www.asahi.com/national/update/0411/TKY200904100352.html

広島や沖縄からも…“金婚夫婦”99組、両陛下と茶会
ご結婚50年を迎えた天皇、皇后両陛下は10日午後、
同じく今年が結婚から50年にあたる夫婦を招いた茶会に臨まれた。
この日、宮内庁の庁舎前に設けられた記帳台には6995人が訪れ、お祝いの記帳をした。
茶会は宮殿の「豊明殿」で午後2時から開かれ、都道府県の推薦を受けた夫婦99組が出席した。
両陛下のご成婚日と同じ1959年4月10日に婚姻届を出した
長野県安曇野市の農業山田求(もとむ)さん(80)、安子さん(75)夫妻が一同を代表してあいさつ。
天皇陛下が「皆さんは戦争のさなかに育たれ、戦後は今日の日本を築くうえで大きく寄与されたことと思います。
皆さんのご尽力に深く感謝を表したいと思います」と述べられた後、全員で乾杯した。
続いて出席者は八つのテーブルに分かれ、軽食やお酒を楽しんだ。
両陛下は会場の中央付近に立ち、順番にあいさつに来る夫婦らと30分余り懇談された。
広島市から出席した会社経営者の桜井親(ちかし)さん(79)は、原爆で妹を亡くし、自身も被爆している。
両陛下が各地で戦没者を慰霊されてきたことに感謝の気持ちを伝えると、
陛下は「被爆の後遺症は残っていませんか」と気遣われたという。
沖縄戦の激戦地となった沖縄県伊江村(伊江島)の元村長、島袋清徳さん(71)は、
陛下が1976年の同島訪問後に詠まれた琉歌が村民の心の支えになっていることを話した。
陛下は「ありがとう」とほほ笑まれたという。
(2009年4月10日22時32分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20090410-OYT1T00927.htm